資金調達と外国人雇用に強い行政書士阿部総合事務所

認定経営革新等支援機関(中小企業庁)

総務のお仕事|印章管理|割印に使う印鑑は?|行政書士阿部総合事務所

April 22, 2018
4019 views
約 3 分

サービス概要

補助金申請サポート

新事業進出補助金・ものづくり補助金や小規模事業者持続化補助金、創業助成金など、御社の経営改善・業績向上実現の視点から最適な補助金助成金を提案。事業計画立案から申請書類作成、採択後フォローまで対応します。オリジナルサービスも活用し、他にはない支援を実行しています。

LDAM無料診断
(LinkDrive by Abe Method)

カスタマイズしたAIと専門家の知見を融合した独自フレームワーク「AI経営支援型・補助金ナビ&コンサルティングサービス」。自社にとって正しい判断を導き、具体的な戦略の提案をオンライン診断でレポート化します。

創業・起業支援、セミナー講師

ビジネスアイデア構築から事業計画書策定、資金調達(創業融資や創業助成金等)、人材育成、会社設立・許認可取得までトータルサポート。関連士業など万全の支援体制で安心して創業できます。

ビザ・在留資格手続き

ビザ(在留資格)の取得(経営管理、技人国等)・変更・更新取次手続き等、出入国在留管理町認定取次行政書士として法令に則った申請をサポートします。外国人労働者を雇用する企業のコンサルティングも行なっています。

自治体や商工会議所、商工会などの公的機関主催のセミナーに数多く登壇させて頂いています。

来月に予定されているテーマは、総務系のお仕事について。

 

総務のお仕事について行政書士がお喋りできるのか?と思われる向きもあるかもしれませんが、特殊な経歴とスキルによって行政書士という資格がどうあろうが当職はみなさんの前でお話しが出来るわけです。

印章管理もぜひ取り上げたいテーマ。

 

印章管理はどこにも規制がないので実務界の要請を知っていないと平均値を掴むのが難しい世界でもあります。

例えば、割印。

割印、契印の区別はこの際置いておくとして、作成した二通の文書が同じものですよという意味で押す印鑑のこと。

同じ時期に作られた文書が二通存在しますよ

という意味で文書と文書を重ねて割るように押す印鑑のことを「割印」といいます。

ビジネスマンやアパート・マンションの契約をしたことがある方など、一度は見かけたことがある方も多いでしょう。

 

 

この割印ですが実はこんなことを言われることがあります。

契約書の署名欄に押す印鑑と割印は別のものでもよい。

 

別のものでも良いかどうかと聞かれれば、それは良い、というのが答えにはなります。

なにせ、規定がない世界なので。

 

ただ、実務の流れがそれでいいかどうかは別論ですよ。

 

私が育った業界は、書類を扱う仕事としては最高度に厳格な場所。

契約書、覚書、念書など、書面のタイトルに関わらず契約書の割印は、契約書の署名欄に押した印鑑と同じ印で押すようにご案内をしていました。

もちろん、署名欄に押した印鑑と必ずしも同じ必要はないというのはそうなのですが、割印だけ違う違和感は避けられない。

 

契約書全体を眺めたときに、オヤっと思わせないように、というのが割印専用印鑑で押さない理由。

 

契約書署名欄に押した人間が二通以上の文書の存在を認識していることの現れ、ということも考えられますね。

 

ちなみにですが、縦長の割印専用の印鑑も見たことありますか?

あるんですよね。

 

契約書の割印は、契約書署名欄に押した印鑑と同じ必要はない。

実務界の要請としては、契約書署名欄に押した印鑑と同じ印で対応する例が多い。

以上が結論です。

解決支援コンサルタント野獣系行政書士阿部隆昭

 

 

About The Author

行政書士行政書士阿部隆昭
創業支援と資金調達に強い東京都北区赤羽の行政書士阿部隆昭。
事業計画書作成支援、創業融資申請サポート、補助金助成金申請、契約書作成、ビザ申請など、中小企業支援業務をメインに業務を行なっています。
業務経験20年の知見をフル活用し、クライアント様の事業運営をサポートします。