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昨日53歳で死んだ古本屋の従兄弟の話|行政書士阿部総合事務所

まったくの不定期ですが、休日の夜のブログは昔話を書いてみようかなと思いまして。

どこに需要があるのか分かりませんが、キッカケは昨日従兄弟が死んでしまったからです。

いろいろと思い出しているうちに、-それほど接点があるわけではなかったのですが-書き残してみようと。

 

死んでから正確な年齢を知ったのですが、53歳だったそうです。

宮城県出身の私の父は7人兄妹の末っ子。

昨日死んだ従兄弟は一番上の兄貴の次男坊です。

 

彼が、いつごろ東京に出てきたのかは知りません。

兄弟のうち父一人だけが東京に出て、自営業を営んでおり、関東で暮らす従兄弟達のよき相談相手になっているのだろうことは子供時代の私でも分かりました。

彼は今のJRの前進である国鉄に勤務していました。

都内の常磐線の駅の改札などもしていて、一度改札で切符を切っている姿を見に行ったことがあります。

今の自動改札になる前の改札は人の手で切符に専用のハサミ状のもので切り込みを入れていたんです。

ラッシュ時ともなると、ものすごい勢いでハサミを動かさないとあっという間に人の渋滞になってしまいます。

なので、いかに速く動かすことができるかがポイント。

実家に遊びにきたときは、何度かその動きをやってもらいました。

 

そうそう、数多い従兄弟の中でも、なんとなく彼は私の憧れの存在になっていまして。

それは、

ちょっとワルっぽい風体、

髪の毛はオールバックにキッチリとデップで決めてあったり、

革ジャンを着ていたり、

私より背が高くてスラっとしていて。

「隆昭は、あれか」から始まる話がいつも楽しみでした。

 

そんな彼が国鉄を退職することになり、-理由はさすがに差し支えがあるので書きませんが、伝わってきたところによれば私の憧れが減退するようなものではありませんでした-古本屋を始めるという。

そのときにも、私の父が彼の相談にのっていて、ときにはフランチャイズ?元の書店に同行したりもしていたようです。

紆余曲折があり、自宅の近くに古本屋をオープンさせたときは、私も嬉しかったなあ。

父の車に連れられて行った先の真新しくこじんまりした店舗には、まだ棚を満たすほどの本がなく、それでも彼の置きたかった本だけは揃えたという感じでした。

商売としての古本屋が上手くいったのか失敗したのかは分かりません。

それでも、本が好きだった私としては親戚に古本屋があるというだけで嬉しかった。

季節の集まり事のときには私のために取っておいた日本語大辞典を持ってきてくれたこと、覚えています。

辞典らしい辞典を未だ持ったことがなかったので、嬉しかったなあ。

 

残念ながら、彼の記憶はこの辺りまでで、私も実家を出ることになり、職も複数経験したり忙しくしているうちに疎遠になってしまった。

なので、記憶の中でも今でもカッコイイ彼のまま。

 

ディズニーランドの帰りの駅のホームで急に具合がわるくなり救急車で運ばれ、動脈破裂とかいう原因で死んでしまいました。

元々持病があったのかなかったのかは分かりません。

ただ、入退院を繰り返していたとか、長い間床に伏せていたといった事情がないという意味では突然の死。

 

いずれにしても、です。

 

生まれてきた以上、私たちは一人の例外もなく「寿命」がきたら死んでしまう。

ただ、それが早いか遅いか、当人が知っているのか知らなかったのか。

放たれた矢のように、いつかは必ず着地してしまう。

 

そうであるならば、もう、本当に、いつ着地してしまうかわからない。

予定の飛距離からいえば着地は未だまだと思っていても、予定外の「風」が吹いて着地してしまうこともあるだろうし、現に昨日あった。

だからこそ、ちゃんと生きないと、そう思った。

 

平成28年1月11日

阿部隆昭

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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