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今井雅之さん死去のニュースで思った自分に残された時間|行政書士阿部総合事務所

May 29, 2015
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約 6 分

 

 

『若いから進行が早かった、残念』

 
そういえば、ちょっと前に僕のまわりで聞くことが多かった。
 
 

今井雅之さん死亡のニュースを聞き、思わず自分の年齢との関係を考えてしまった。

 
「54歳、大腸がん」
 
 
私はいま47歳。
 
54歳までの命と考えると、残さえた時間は後7年。日にちにすれば、2555年ある!
 
全然、まだまだ余裕。
 
なわけない。
 
 
 
闘病をするからね、まる6年なんて使えない。
 
体力はなくなってくるし、アタマがオカシクなるぐらいの薬を使わないと耐えられないほどの身体の痛みも襲ってくるはず。
 
自分がなったことはないけど、そばで見ていたから分かる。
 
 
 
 
「若いから進行が早かった」とさんざん言われた母親が死んだのは63歳の時、発病から6年ぐらいたった後だった。
 
いや、正確には、初診のときにステージⅣだったので発病そのものはもっともっと前。
 
今井雅之さんと同じ、大腸がん。
 
 
 
うちの家系はがん家族と言われていて、おじいちゃんも大腸がんで死んでるし、僕も自分が死ぬ原因は病気だったらガンかな?って思ってきた。
 
明日、僕がガンだと診断されたとしたら、あと6年というのは、もうリアルな現実。
 
 
 
何が出来るんだろう。
 
何がしたいんだろう、私。
 
期限が決まってしまっているから、期限までに出来ることからしたいことを見つければいいのだろうか?
 
それとも、中途半端になるのが分かっているけど、やりたい!、そう思ったことから手を付けるべきなんだろうか?
 
 
 
と、思ったときに。
 
別に、ちょっと早めに死んでしまうことになったとしても、そのすぐ後に僕ら世代全員死んでしまう。
 
途中、病気・事故っていうアクシデントがあるからビックリして、その時だけ自分のことを振り返ってみるけど、みんな同じ。
 
生まれた時にすでに死んでいる。
 
病気をしないように食べものに気を配ったって、健康づくりをしたところで100年しかもたない。
 
 
 
そういえば言ってた。
 
「ガンにならないように、肉も食べないようにして、きのこ類も好きだったし、野菜はよく食べるし、畑仕事もしてきたし、たばこも吸わないし、なんでおかあさんガンになったんだろうね」
 
 
そんなことね、言われたってね。
 
「そうだね…」
 
としか言えんのですよね。
 
 
 
 
後悔しないように。
 
とか、
 
今を生きる
 
とか。
 
 
まあ、もちろんそうなんだけど。
 
夢中になれることに取り組んでいればいいんじゃないかな
 
そう思います。
 
周りの視線なんて気にならないぐらい自分が本気で取り組めること。
 
 
 
 
そうしていると、あっという間に「期限」が来て、「なんだか予想より早かったけど、もうそんな時間か」なんて落ち着けるのかもしれない。
 
と、想像しているけど、本当のところは自分でも分からない。
 
 
 
正直、怖いっちゃコワイ。
 
というか、考えるとコワイから中学生の頃から考えないようにしてる。
 
 
 

「実際のところ死ぬ前ってどうだったんよ?」

 
って本人に聞きたいんだけど、
 
夢枕にも全然出てこないし、
 
仏壇の前で薄目開けてても、煙りすら出ないし、
 
通夜の晩には台所に立って蛇口をひねってポタポタしてここに居るよって知らせてくれる約束だったんじゃん。
 
 
死んだって出てくるって言ったのに、もうどうなってんだ?、死後の世界(涙)
 
 
 
 
 
 
 
 

About The Author

行政書士行政書士阿部隆昭
創業支援と資金調達に強い東京都北区赤羽の行政書士阿部隆昭。
事業計画書作成支援、創業融資申請サポート、補助金助成金申請、契約書作成、ビザ申請など、中小企業支援業務をメインに業務を行なっています。
業務経験20年の知見をフル活用し、クライアント様の事業運営をサポートします。