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伝えたいものがなく、自分が話したいだけの研修講師は消えて欲しい|行政書士阿部総合事務所

December 4, 2015
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約 3 分

 

私も研修とかセミナーでお話しをする側にまわりますので、他の講師の話しを聴いているととてもよく分かります。

目の前にいる講師がどういった心持ちで話しているのかを。

決して極論ではなく、セミナー講師は二種類に分かれます。

 

自分が話したいから話す講師

 

参加者に伝えたいと思って話す講師

 

 

セミナー講師本人に聞けば、

「いやいや、自分だって後者に決まってるよ。逆に、前者の人っている?」

と言われそうですが。

 

前者の講師は実はゴマンといます。

 

見分けるための一つの視点は、参加者がフィードバック出来ない過去事例をしゃべり続けること。

これは、参加者にしてみたら、お金と時間をムダにしているに過ぎません。

そういった与太話を聞きたい人だったらそれは良いのですが、ビジネスの研修会ではそれはまずない。

 

大抵の場合、そういった話しをしたがる方は所謂エライ人のことが多く、周りから指摘されることもありません。

 

なので、私の場合は、ー仕事上やむを得ず参加する場合もありますー潔く諦めてその二時間はガマンの時間にします。

仕事上なのであえてコトを荒立てる必要もなく、次回、この講師の講義は二度と聞かないというデータを入手しただけと捉えます。

 

もしもこれから研修講師を目指す方がいらっしゃったり、会社のお仕事で従業員の前で話すことがあったら、こう考えて下さい。

 

私の話、役に立ってる?

と。

 

本当は参加者のアンケートから読み取ることがベストなのですが、企業研修等ですとアンケートがない場合も多いでしょう。

そして、仲間や同僚からのフィードバックも得られないとしたら自身でフィードバックするしかありません。

 

 

 

 

 

About The Author

行政書士行政書士阿部隆昭
創業支援と資金調達に強い東京都北区赤羽の行政書士阿部隆昭。
事業計画書作成支援、創業融資申請サポート、補助金助成金申請、契約書作成、ビザ申請など、中小企業支援業務をメインに業務を行なっています。
業務経験20年の知見をフル活用し、クライアント様の事業運営をサポートします。