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「たった一度の人生」と「人生時間でいま何時ですか?|行政書士阿部総合事務所

September 1, 2015
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約 6 分

 

昨日で無事サラリーマン生活期間を満了し、本日無事、副業行政書士からフリーランスへとなりました。

どんよりしたお天気ですが、今日も元気におはようございます!

 

 

立場上、書きづらいことも多かったのですが、これまでに体験したことを支障のない範囲で、かつ、

これから行政書士を目指そうと思っている方、

フリーランスになりたい方、

地域のために尽力したいと考えている方、

などに向けて、本当にためになる情報もシェアしていきたいと思っています。

もちろん、これまでどおり、相続や遺言に関すること、終活・介護など高齢者支援についても積極的に情報発信します。

 

 

さて、ブログのタイトルに戻るとですね。

 

サラリーマンがフリーランスになるときほど、身の回りの環境が劇的に変わるときはないかもしれません。

社会保険、厚生年金は無くなるし、明日の収入の保障もありません。

まさに、フリー

もちろん、国の保障として、国民健康保険、国民年金はありますが、収入面は自分で確保しないといけないわけです。

 

 

サラリーマンって、そもそも、どうして会社からお金がもらえるのでしょうか?

サラリーマンであれば、決められた時間、会社に拘束されることそのものが価値とされ、そこで対価を得ます。

もちろん、就業時間内、会社とサラリーマンには期待値の関係があります。

 

会社 : 「時間内は、仕事してくれるだろう」

サラリーマン : 「時間内は、仕事しないとね」

 

ブラック企業や超能力主義もろもろ、例外はありますが、この関係は事実です。

就業時間内、仕事をするフリをしていても、給与は支払われます。

1ミリの価値も生み出していないのに、なぜ給与が支払われ、その晩居酒屋でビールが呑めるのか?

 

その日、決めたれた時間その会社に居た、その時間そのものが対価の源泉になっているからです。

 

”今日も、一日がんばったなあ”

 

というときの、”がんばったなあ”が、就業時間をガマンした意味で使われていること、ないですか?

ありますよね?

いや、私もそういうときがあったから言っているわけです。

 

 

フリーランスの場合には、そこがまったく異なります。

時間とは無関係。

 

サラリーマンが「時間」だとしたら、フリーランスの価値の源泉は「能力」です。

その能力によって、どれだけの価値を相手に与えたかによって、対価が決まる。

価値を与えることが出来なかったから、対価はゼロです。

もらえません。

 

でも、これって何も不当なのことではないです。

当然すぎること。

 

お腹が空いた人に超絶美味しいラーメンを提供できる人は、ラーメン店をやることになるでしょう。

道に迷っている人に灯りをともすことが出来る人は、コーチやコンサルタントになる。

困っている人を知識で解決出来る人は、専門職に。

 

社会に対して、何らかの価値を提供できる人は、フリーランスになったほうがいいと思いますよ。

私たちは、たった一度、もう二度とこの時間この場所に登場することがないんだから、時間と引き換えに対価を得るのではなく、能力を価値として評価してもらい対価を得たほうがいいです。

それが社会のためにもなります。

 

だって、

ある人は、美味しいラーメンを食べたことによって心は満たされ、

ある人は、将来の展望が明るいことを知った期待感に心躍り、

ある人は、抱えていた不安から開放されたことによる安心感に包まれている。

 

この三人がたまたまスタバで同じテーブルになったら楽しい話が出来そうですよ、きっと。

だって、皆、幸せそう。

三人だけの小さなコミュニティですが、社会ってそもそも小さいコミュニティの集まり。

それを積み上げていくことで幸福の輪が大きくなる。

 

 

 

さて、

残された人生、自分に何が出来るか?

考えるツールがあります。

「人生時間」って聞いたこと、ありますか?

年齢を3で割って、出てきた数を一日の時間にすること。

一人の人生を24時間に例えて、今の自分は何時になるのか?人生の始まりなのか?終盤なのか?を表すもの。

30歳だったら3で割ると、10。

午前10時ならまだまだ一日が始まったようなものですね。

 

私は、1967年生まれの47歳なので、47÷3=15.666

15時!

ということは、一日で考えると午後3時

もう3時です、もうちょっとしたら夕焼けチャイムがなって家に帰って、夕飯を食べて、夜を迎え、深夜になり。。。。。

コワイコワイ、残された時間が、あるようで、ない。

 

あなたは今、何時ですか?

 

 

 

 

About The Author

行政書士行政書士阿部隆昭
創業支援と資金調達に強い東京都北区赤羽の行政書士阿部隆昭。
事業計画書作成支援、創業融資申請サポート、補助金助成金申請、契約書作成、ビザ申請など、中小企業支援業務をメインに業務を行なっています。
業務経験20年の知見をフル活用し、クライアント様の事業運営をサポートします。