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遺言書を作っている人は、1000人に何人?|行政書士阿部総合事務所

May 12, 2015
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約 5 分

 

先日の北区役所主催の遺言書講座でもお話しをさせていただきたトピックです。

 

他の人はどうしているのだろう?

 

って、何かと気にはなりますよね。

それによって、自分の行動の参考にしてみたりすることもあります。

 

そうはいっても、相続や遺言の話しは極端にプライベートな事柄なので、なかなかお友達との話題にもなりにくいのかもしれません。

誰にも相談できずに困っている人はとっても多いと思っています。

 

遺言書ってどうしているんでしょうか?

遺言書ブームとも呼ばれますが、本当に他の人は遺言書を密かに書いてタンスに仕舞っているのでしょうか?

 

ちょっとは気になりますよね。

正解は1000人に3人

 

公証役場で作成する公正証書遺言については正確なデータがあるのですが、自分一人だけで遺言書を密かに書いている人のデータはありません。

こっそりと書いているのですから、当然といえば当然です。

ただ、参考になる数値として、家庭裁判所の検認件数があります。

 

それらを合わせるとだいだい1000人に3人ぐらいではないかと言われています。

自筆証書遺言でも検認をしない人も現実におりますので、1000人に5人かもしれませんし、1000人に10人かもしれません。

 

だいたいですが、そんな感じで皆さん遺言書を作成されているようです。

 

この数字が多いのか、少ないのか?

 

いろいろな方に感想を聞いてみると、”意外に多いんですね!”という答えが多いです。

 

遺言書については、ケースバイケースですので、”みんなが書いているから私も書こう”とはなりにくいですね。

お話しを聞いてみると遺言書として書き残す必要がない方もいらっしゃいますし。

 

ただ、これだけは言えると思うんです。

遺言書を書こう、とか。

遺言書ってどうなんだろう?

と思っている人は、何らかのカタチで不安を抱えている。

 

それは家族の問題かもしれませんし、自分の病気かもしれませんし、様々です。

遺言書を作る作らないにかかわらず、自分の身の回りを整理しておくことはおそらく全ての方にとって必要なこと。

 

だからこそ、”エンディングノートを書きましょう”といったことがよく言われるわけです。

 

そうはいっても、エンディングノートって意外に難しい。

プライベートなことをたくさん書き込むので親しい人にも相談しづらい。

自分が思ったとおりに書いてみたり、市販の書籍の穴埋め欄に書き込むだけだったら簡単かもしれません。

 

ただそれが、”相続対策にも使うことが出来る”、”自分に万が一のことがあったときにも困らない”

そういったものに仕上げるのにはちょっとしたコツがあります。

 

エンディングノートの書き方

 

オリジナルのエンディングノートである『週末相続ノート』の作り方の講座を随時開催しています。

また、市販のエンディングノートを買ってはみたけれど書かずに置いている方

そのような方については、書き方のアドバイスもしています。

 

「いつか」やろうと思っていても、その「いつか」はなかなか来ません。

そのエンディングノートを買ったのって何ヶ月も前ではありませんか?

 

「歯車」を進ませるためにはキッカケが必要です。

といっても、大げさなことではありません。

ちょっとだけ背中を押してあげるだけで、人はビュンビュンと前に進んでいくものです。

 

ご興味ある方は、当ホームページの右隅にある【お問い合わせはこちら】からご連絡ください。

 

 

About The Author

行政書士行政書士阿部隆昭
創業支援と資金調達に強い東京都北区赤羽の行政書士阿部隆昭。
事業計画書作成支援、創業融資申請サポート、補助金助成金申請、契約書作成、ビザ申請など、中小企業支援業務をメインに業務を行なっています。
業務経験20年の知見をフル活用し、クライアント様の事業運営をサポートします。