想いに、追い風を。
補助金から始める“経営の一歩”ガイド(LDAM版)
1|導入
「やるべきこと」は分かっている。でも、「やれる気がしない」ときがある。

事業をしていると、自分の想いにフタをしたくなる瞬間がありませんか?
「こうしたい」があるのに、「今はそのタイミングじゃない」と言い聞かせたり。
「どうせうまくいかない」と心の中で結論づけてしまったり。
あるいは、そもそも“想い”という言葉すら遠くに感じてしまう日もあるかもしれません。
現実には、目の前の売上、資金繰り、納期、人間関係──
日々の経営は、理想や志だけでは乗り越えられない厳しさがあります。
だからこそ、多くの経営者が「やりたいこと」よりも「やれること」に意識を切り替え、
“優先順位”の名のもとに、大切な想いを後回しにしてしまいます。
でも、心の奥では分かっているはずです。
──本当にやりたかったのは、これじゃない。
──本当は、あれをやりたかったんだ。
▶️ それは「覚悟が足りない」のではありません。
それは、ちゃんと“現実”を見ているからこそ湧き上がる、誠実な感情です。
あなたは、経営という現実のなかで、
理想と現実のはざまに立ち続けているからこそ、迷うし、立ち止まる。
でも、止まっていてもいいのです。大切なのは「どこへ向かおうとしているか」を、もう一度見つめ直すこと。
補助金とは、「想い」を「かたち」にする手段のひとつです。
補助金という言葉に対して、「面倒そう」「どうせ通らない」と感じる方は少なくありません。
たしかに、制度としての補助金は複雑で、書類も多く、簡単なものではないでしょう。
けれど、私たちが見ているのは、補助金そのものではなく、
「補助金によって何が動き出すのか」という可能性です。
補助金は、事業にとっての資金だけではありません。
経営者の「こうありたい」という想いに対して、国や社会が「それを応援します」と明確に表明する仕組みなのです。
あなたが「やりたいのに、進めていないこと」。
それが、補助金というツールを使うことで、前に進み出す。
補助金は、その後押しをしてくれる“戦略的な資源”なのです。
「想いに、前進する力をつなげる」──それがLDAMです。
LDAM(LinkDrive by Abe Method)は、
単なる制度の知識ではなく、「経営者の想い」を出発点にして、
それをどう“構想”に変え、どう“現実”に落とし込んでいくかというプロセスを支援する仕組みです。
私たちは、「補助金に合う計画をつくる」のではなく、
「あなたの計画に合う補助金を設計する」ことを大切にしています。
このガイドは、そんなLDAMの考え方と方法論に触れながら、
あなた自身の“止まっている想い”と再び出会うきっかけになることを願って制作しました。
まずは立ち止まって、
もう一度、自分の「こうしたい」に目を向けてみてください。
2|問いかけと内省
「まだ答えが出なくても、大丈夫です。」

事業を前に進める力は、“問い続ける力”から生まれます。
LDAMでは、どんな補助金を使うかを考える前に、
「あなた自身が本当に進みたい方向」を言語化することを大切にしています。
その第一歩は、あなた自身に問いかけること。
そして、その問いに出てくる“たとえ曖昧でも今の気持ち”に、ちゃんと耳を傾けることです。
ここでは、3つの問いと、その問いに対する典型的な回答例、
そしてLDAMからのフィードバック・内省のヒントをお届けします。
◆ 問い①:「あなたが本当に“やりたいこと”は何ですか?」
回答例(1):
「地域の高齢者に向けた“安心して通えるサロン”をつくりたい。でも利益になるかは分からない。」
フィードバック:
利益になるかどうかは、今この瞬間ではまだ分かりません。
でも、その願いの中には「社会的な意味」や「自分自身が大切にしたい価値」がしっかりと息づいています。
それが“やりたいこと”の本質です。
補助金は、あなたの「こうありたい」が経済合理性とつながるような設計の手助けをします。
だから今の段階では、「やりたいことの温度」を正直に見つめてください。
共感のことば:
その“やさしいビジョン”がすでに、世の中にとって意味のあることだと思います。
回答例(2):
「昔から温めている新商品がある。でも誰にも話せてない。」
フィードバック:
話せないのは、自信がないからではなく、
「理解されるだろうか」という不安や、「もし否定されたら…」という恐れがあるから。
でも、あなたの中で“温め続けてきた”という時間は、すでに価値です。
LDAMでは、そうした“言語化しきれていない想い”を一緒に整理し、
どんな制度なら応援できるのかを一緒に探していきます。
共感のことば:
まだカタチになっていなくても、想いがある。それが最初の一歩です。
◆ 問い②:「あなたの事業が“止まっている場所”はどこですか?」
回答例(1):
「販路が広がらず、集客が止まっている。」
フィードバック:
これは補助金の中でも最も多い課題の一つです。
たとえば「小規模事業者持続化補助金」では、販促費や広告費が対象になります。
でも重要なのは、「なぜ販路が広がらないのか」を深掘りすること。
認知の問題?メッセージが伝わっていない?それとも想定していたニーズがズレていた?
LDAMでは、こうした“事業が止まっている要因”を構造的に分析し、
本当の課題にフィットする制度との橋渡しをします。
共感のことば:
止まっている場所に気づけている時点で、すでに再始動の準備は始まっています。
回答例(2):
「頭の中では色々あるけど、整理ができず、何から手をつけていいか分からない。」
フィードバック:
それは、多くの経営者が共通して抱える“思考の混雑”状態です。
でも、その混雑の中には、たくさんの“原石”が眠っています。
言葉にしきれない想いは、否定すべきものではありません。
むしろ、そこにこそ“本質”があります。
LDAMでは、問いを通してあなたの頭の中を一緒に棚卸しし、
一つずつ“具体的な言葉”に変えていくことから始めます。
共感のことば:
あふれる思いを、あきらめないでください。整理することは、他人ではなく「あなたの未来のため」です。
◆ 問い③:「予算の制約がなかったら、今、何をやりますか?」
回答例(1):
「動画広告を本格的に出して、もっと多くの人にサービスを知ってほしい。」
フィードバック:
多くの人に届けたいという願いは、“価値がある”と自分自身が信じている証拠です。
その熱意があるからこそ、補助金を使って新しいチャレンジを“加速”することができます。
たとえば、「IT導入補助金」や「小規模持続化補助金」では、広告・PRの強化に使える枠組みがあります。
共感のことば:
「届けたい」気持ちがあるサービスは、きっと誰かの人生に必要とされています。
回答例(2):
「人を雇って、自分が営業に専念できる体制をつくりたい。」
フィードバック:
経営者の時間が空けば、売上も生まれやすくなります。
“人を雇う”という選択は、責任が伴う分だけ、本気の前進です。
補助金には「働き方改革支援助成金」や「キャリアアップ助成金」など、採用や育成に使える制度があります。
LDAMでは、制度の選定だけでなく、「人を雇うことが利益に変わる設計」を一緒に考えます。
共感のことば:
経営の成長は、あなた一人の努力ではなく、“チーム”でつくっていくものです。
その決意があること自体が、素晴らしい経営判断です。
☑︎ 最後に:問い続ける勇気を、制度は応援してくれる。
LDAMは、制度を知っている人のための仕組みではなく、
「問い続けている人」の背中を押すための仕組みです。
答えが出ていなくても構いません。
「こうしたい」と思っていることがあるだけで、前に進む理由は充分です。
その想いを、言葉にすることから、一緒にはじめていきましょう。
事業を前に進める力は、“問い続ける力”から生まれます。
3|補助金の再定義
補助金は、“お金をもらえる制度”ではありません。

「補助金=もらえるお金」と考えている人は少なくありません。
実際に、ネット検索をしても「補助金」「もらえる」「無料」「負担ゼロ」といった言葉が溢れています。
たしかに補助金は、一定の条件を満たせば“返済不要”の資金を得られる制度です。
でも、それは“本質”ではありません。
本質は、「経営の意思決定を後押しするための装置」だということ。
補助金とは、あなたの「こうしたい」「やってみたい」「変えていきたい」という想いに対し、
社会(=国)が「それは応援に値する」と認めた時に、実際の“行動”を促すために機能する仕組みです。
なぜ、多くの人が補助金に抵抗感を持つのか?
LDAMの現場でも、「補助金はちょっと面倒そうで…」「自分の事業には合わない気がして…」という声をよく耳にします。
その背景には、以下のような“補助金に対する3つの誤解”があるように感じます。
❌ 誤解①:「うちは立派な会社じゃないから、通らない」
→ 実は、多くの補助金制度は「小さな事業者」こそ活用してほしいという設計思想でつくられています。
たとえば「小規模事業者持続化補助金」や「創業支援型補助金」などは、
従業員数5人未満〜20人未満の事業者を対象とし、「やりたいことを、まず一歩進めてみたい人」に向いています。
❌ 誤解②:「補助金をもらう=国のお世話になる、甘えでは?」
→ 補助金は、“将来の税収増”を見込んだ“投資的支出”です。
つまり、補助金を受けて事業が伸び、売上が上がり、雇用が生まれ、納税が増えれば、
国にとっては“先行投資が回収された”という成功です。
補助金は「施し」ではなく、「共に成長する国家戦略」です。
あなたの事業が真剣に成長を目指しているのであれば、補助金は“その挑戦を支える正当な手段”です。
❌ 誤解③:「補助金は複雑で難しい。プロに任せないと無理」
→ 確かに、制度はややこしく見えます。用語も多く、フォーマットも煩雑。
でも、それは“制度の言葉に合わせよう”とするからです。
LDAMでは、制度の言葉に合わせるのではなく、
あなたの言葉を制度の枠組みに変換するという発想で進めます。
つまり、「制度に合わせた書類を作る」のではなく、
「あなたの想いを、そのまま“伝わる形”に翻訳していく」のです。
「あなたのやりたいこと」から逆算して、補助金を“再定義”する
LDAMは、制度ファーストではなく、「想いファースト」。
あなたの中にある「こうしたいこと」「動かしたい未来」「踏み出したい一歩」から逆算して、
それにフィットする補助金制度を“設計”します。
❖ LDAMの補助金活用:3層構造での支援アプローチ
1|想い(Link)
まずは、事業の“源泉”となる想いに触れます。
・なぜこの事業をしているのか?
・どんな未来をつくりたいのか?
・何に課題や可能性を感じているのか?
想いが曖昧なままでは、補助金の計画書も“表面的”になります。
LDAMでは、言語化されていない部分も含めて、「心の輪郭」を丁寧に言葉にしていきます。
2|構想(Design)
次に、その想いを“どう実現するか”という視点で設計します。
・どんな順序で進めるべきか?
・何にお金がかかるのか?
・何が補助対象になりうるのか?
・採択されるための工夫は?
この段階で、制度的な視点や専門知識が活きてきます。
LDAMでは、これまでの多数の採択経験をもとに、構想設計を伴走します。
3|実装(Drive)
そして、設計された構想を“補助金という制度”に載せて、実際に申請します。
・要件を満たしているか?
・どんな補助金がマッチするか?
・提出書類の精度と説得力はあるか?
ここでようやく“補助金の申請”というアウトプットに到達しますが、
LDAMでは、ここに至るまでの「Link」「Design」が、圧倒的に重要だと考えています。
結論:「補助金は、やりたいことを“前に進める”ための戦略資源」
補助金は、あなたの代わりに事業をしてくれるわけではありません。
でも、あなたの「動き出したい」を確かに支えてくれる、強力な“設計ツール”です。
LDAMは、制度を利用すること自体を目的にせず、
その制度を使って“あなたの構想を前に進める”ための仕組みです。
「やれること」ではなく、「やりたいこと」を実現するために。
「制度から探す」のではなく、「想いからつなげる」補助金活用を、私たちは提案します。
4|LDAM紹介と次の一歩へ
LDAMは、「想い」と「制度」の間に、橋を架けるサービスです。

私たちは、補助金を単なる「公的支援の枠組み」ではなく、
経営者が未来に向かって“もう一歩踏み出す”ための、**戦略的レバー(てこ)**と位置づけています。
でも現実には、こうした声が少なくありません:
- 「どの制度が自社に合うのか分からない」
- 「事業計画と制度のどこをどう合わせればいいか難しい」
- 「相談したくても、誰に何をどう聞けばいいか不安」
- 「事務作業や申請準備に追われて、本来の経営に集中できない」
これらは、単なる“知識の不足”ではなく、
経営者としての時間と集中力が“分断”されていることの表れです。
LDAM(LinkDrive by Abe Method)は、そうした分断をつなぎ直すための、
構造的な経営支援サービスです。
LDAMは、3つの視点であなたの事業に伴走します。
【1|Link:経営者の“内的資源”をひも解く】
補助金活用の成功確率は、制度理解よりも、**「どれだけ自分自身を理解しているか」**に比例します。
・自社の本質的な価値はどこにあるのか?
・何のために、誰のために、この事業をしているのか?
・どんな未来を描いているのか?
LDAMでは、経営者自身が言語化できていない想いを丁寧に掘り下げ、
制度や戦略の“起点”にしていきます。
【2|Drive:補助金を「前進の燃料」に変える】
制度から探すのではなく、構想から制度を選ぶのがLDAM流。
たとえば…
- 「設備導入したい」→ ものづくり補助金
- 「認知度を上げたい」→ 小規模事業者持続化補助金
- 「働き方改革を進めたい」→ キャリアアップ助成金
- 「新規事業を立ち上げたい」→ 事業再構築補助金
これらを単に“制度の枠”として捉えるのではなく、
あなたの“やりたいこと”と“補助金制度の目的”をマッチングさせ、戦略的に組み立てます。
【3|Method:再現性のある経営支援プロセス】
LDAMの支援は、属人的なノウハウや一発勝負ではありません。
AI × コンサル × 経営構造分析をかけ合わせた、再現性と独自性を兼ね備えたメソッドです。
- 独自の「想い・構想・実装」三層診断
- 経営者個別の強み×補助金ポテンシャルの可視化
- 書類づくりの支援ではなく、“構想の解像度”を上げる支援
それが、他の補助金代行業者とは大きく異なる、LDAM独自の価値です。
成功事例に共通するのは、「制度を自分の言葉に変換できている」こと。
採択された事業者の多くがこう語っています:
「補助金申請って、“制度に合わせること”だと思っていた。でも、違った。
自分の言葉で、自分の構想を語ることこそが、大事だった。」
LDAMでは、事業の「芯」が見えてくるまで、じっくり対話を重ね、
表層的ではない、骨太な申請計画を一緒に描いていきます。
無料診断フォームから、あなたの事業を見える化する第一歩を。
「いま補助金を使える状況か分からない」
「興味はあるけど、まだ漠然としている」
「相談したいけど、まずは自分で確かめてみたい」
そんな方のために、LDAMでは《無料オンライン診断》をご用意しています。
- 所要時間:3分
- 結果:個別の分析レポート(PDF形式)をお届け
- 費用:完全無料
- 内容:現在の事業状況 × 補助金活用余地 × 推奨アクション
まずは、あなたの「構想」がどこにあるのかを、
客観的に整理することから始めてみませんか?
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※診断後も、無理な勧誘や営業は一切いたしません。
あなたの想いと構想を、安心してお預けください。
LDAMは、あなたの「経営の一歩目」に、確かな追い風を届けます。
── 行政書士 阿部隆昭/LDAM運営事務局
- Link:経営者の内なる想いをつなぐ
- Drive:補助金を前進の原動力に
- by Abe:阿部の専門知見を基に設計
- Method:想い→構想→実装の3層支援
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