2026年7月13日更新
製本テープをきれいに貼るコツは、テープを一度に全面接着しないことです。契約書や申請書を製本するときに失敗しにくい手順を、実務向けに整理します。
製本前に確認すること
- 提出先が製本を求めているか
- 片面・両面印刷、左綴じ・右綴じの指定
- 正本・副本の部数
- ページ番号と別紙の順番
- 署名、押印、日付の位置
行政手続では、製本テープよりも提出要領の指定が優先します。オンライン提出やクリップ留めが指定されている場合に、独自に製本すると差し替えや読み取りがしにくくなることもあります。
きれいに貼る7手順
- ページ順と向きを確認し、机の上で端をそろえる
- 背側をクリップで仮固定する
- 指定に応じて、端から5〜10mm程度の位置を複数箇所ステープラーで留める
- 書類の長さより少し余裕を持って製本テープを切る
- 剥離紙を全部はがさず、中央付近だけを出して背の中心を合わせる
- 表側を中央から上下へ押さえ、次に背、最後に裏側を貼る
- 柔らかい布や定規で空気を外へ逃がし、上下の余りを整える
失敗しやすい貼り方
- 最初に剥離紙をすべてはがす
- 背の位置を決めずに表面から貼り始める
- ページの端がそろっていないまま固定する
- 幅の狭いテープを厚い書類に使う
- 貼り直しを繰り返して粘着力を落とす
契約書では「製本」と「契約の成立」を分けて考える
製本テープは、書類を扱いやすくし、ページの抜き差しを分かりにくくするための実務上の方法です。一般の契約は、特段の定めがある場合を除き、製本テープや押印の有無だけで効力が決まるものではありません。ただし、提出先の様式、業界慣行、当事者間の合意がある場合はそれに従います。
契印と割印の違いは、関連記事「契印と割印の違い・押し方」で整理しています。
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