2026年7月14日更新
コンサートや地域イベントで音楽を使うときは、まず「使用する曲が誰の管理か」「どのように使うか」を確認します。JASRAC管理楽曲を公に演奏する場合は、原則としてイベント主催者が事前に利用許諾手続きを行います。ただし、すべてのイベントに一律で使用料が発生するわけではありません。
イベントで音楽を使うときの確認手順
- 利用する曲を確定する:曲名、作詞者、作曲者、使用時間を整理します。
- 管理状況を確認する:JASRACの作品データベースなどで、利用する権利の管理先を確認します。
- 利用方法を分ける:会場での生演奏・CD再生、配信、録画、歌詞掲載、編曲・替え歌は、必要な手続きが同じとは限りません。
- 主催者が事前に問い合わせる:会場任せにせず、誰が手続きをするかを契約や打合せで明確にします。
無料イベントなら手続き不要とは限らない
著作権法38条1項では、公表された著作物について、営利を目的とせず、聴衆・観衆から料金を受けず、実演家等へ報酬を支払わない場合に、公の演奏等が認められることがあります。3つの条件をすべて満たすかを具体的に確認する必要があります。
「入場無料だから大丈夫」「社内・会員向けだから公衆ではない」とは即断できません。著作権法上の「公衆」には、特定かつ多数の者も含まれます。また、演奏会は例外に該当しても、配信、録画物の公開、歌詞・楽譜の掲載について別の権利処理が必要になる場合があります。
JASRACへの一般的な申込みの流れ
- 演奏利用申込書と利用楽曲の明細を準備する
- イベントの内容、会場、定員、入場料、演奏時間などを記載する
- JASRACから届く許諾書・請求書を確認する
- 許諾条件の範囲で利用し、必要な報告を行う
現在の手続きと使用料は、イベントの規模や利用方法で変わります。古い料金例を流用せず、開催時点の公式案内で確認してください。
イベントの契約・許諾関係を整理したい方へ
開催日、会場、音楽の利用方法、予定曲、入場料・出演料の有無を具体的にお書きください。
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