ユニクロよりも価格帯の低いカジュアル衣料品ブランド、GU(ジーユー)http://www.gu-japan.com/
Wikipediaによると、「ブランド名は「もっと『自由』に着よう」というコンセプトに由来する」そうです。
価格が安くなれば自由になるのかは別にして、GUのソーシャルメディア活用が中小企業のソーシャルメディア活用にも参考になると思いました。
それは、GUのソーシャルメディアの担当者の数です。
Instagramはフォロワーさん40万! LINEの友達数2,256万!
スゴイですね!
モンスターアカウントを多数保有している社員数13,000人のGUのソーシャルメディア運用担当者はわずかに2人!
コンテンツ制作部門がさらに2人程度を回しているそうです。
フォロワーの数に比例してSNS運用が大変になるわけではないのはわかりますが、13000人の企業でもSNS担当者はたったの2人なんですよね。
それでPDCAを回して効果測定もしっかりやっている。
これからソーシャルメディアを活用したい!と考えている中小事業者にも参考になりますよね。
WEB担当者がいないからSNS運用が出来ない
そう漠然と思っている中小企業の経営者様は実に多いです。
ソーシャルメディアポリシーを策定するにしても、策定を検討するチームが作れない。
わかります。
ソーシャルメディアを活用する場合でも、ソーシャルメディアポリシーを策定する場合も大掛かりな組織は必要ありません。
総務部や広報部、そういった部門さえも設置していないスモールカンパニーでは社長さんがSNS担当者になってももちろんいいわけです。
ソーシャルメディアポリシーも社長さんが中心になって少数でたたき台を作ってしまいましょう。
大切なのは、ソーシャルメディアをどのように活用するのかを最初に決めること。
ソーシャルメディアの活用目的や、ソーシャルメディア活用にあたっての行動指針を決める時に役立つのがソーシャルメディアポリシーなんですよね!
ソーシャルメディアポリシーなんて必要ない!
と仰る方が多いのは、このあたりのロジックが分かりづらいためです。
また、リスク対策視点ばかりになってしまうと、ソーシャルメディアポリシーの役割や効果が一面しか見えないことにもなってしまいます。
私は行政書士ですので、モノゴトをどうしてもロジックで考えます。
ソーシャルメディアポリシーが不要と考えるのはなぜなのか?
ソーシャルメディアポリシーの大切を知ってもらうにはどう説明したら良いのか?
リスク対策視点だけではないソーシャルメディアポリシーを定めることで中小企業の業績向上に繋げることが可能になります。
TwitterもInstagramもFacebookも初期投資はゼロです。
広告費用なんて必要ないにもかかわらず、顧客との関係構築が出来るとしたら、これはやってみたほうがいいと思います。
私がご支援している事業者様でも、自社サイトのみで情報発信をしています。
自社サイトの運用も立派なソーシャルメディア活用には違いありませんが、TwitterやFacebookなどのSNSとは伝播力が違います。
もちろん、商品やサービスの性質、ターゲットとする年齢層などによっても策は異なりますが、ソーシャルメディア担当者が会社にいない、というだけでSNSを活用していないのです。
実にもったいないですね。
ソーシャルメディアポリシー策定をキッカケにして御社のソーシャルメディア活用の可能性を探る。
そんな視点でも、3月14日のセミナーでお話ししたいと思っています。
ソーシャルメディアポリシー策定コンサルタント行政書士阿部隆昭