会社設立時の本店所在地(会社の住所)をどこにするか?
発起人にとって悩ましい問題です。
通常の事務所なのか?シェアオフィスにするのか?バーチャルオフィスにするのか?
会社設立後のことまで考えてオフィスを決めたいですよね。
バーチャルオフィスとシェアオフィスとの違いは知っていますか?
決定的に違うのはココだけです。
ワークスペースがあるのかないのか?
バーチャルオフィスは、ワークスペースがありません。
バーチャルという文字どおり、仮想のオフィスです。
が、バーチャルオフィスでも登記上の住所としては使えます。
シェアオフィスは、ワークスペースがあります。
パーテーションになっているのか、フラットなスペースになっているのかは場所によって異なりますが、バーチャルオフィスと決定的に違うのはワークスペースがあるということ。
この違いは実は後々響いてくることは多くの方が知りません。
シェアオフィスのことを最近ではコワーキングスペースなどと呼ぶこともあります。
バーチャルオフィスは、一般的にシェアオフィスと比較して安い月額賃料です。
ですので、会社設立時の初期費用を抑えたい方にはピッタリ。
ですが、これだけは知っておいてくださいね。
バーチャルオフィスでは融資を受けられない可能性がある!
あくまで可能性の問題ですが、残念ながら現実問題としてバーチャルオフィスでは融資を受けられない可能性があります。
バーチャルなオフィスですよね。バーチャルオフィスは。
仮想空間なわけです。登記上の住所をもらうだけの。
その場所に会社としての業務実態があるのかと問われれば、どうでしょう?
業務は、、、してないですよね。
バーチャルオフィスでは。
ワークスペースがありませんから。
融資の場合にはそういった事情も考慮されることがあるのです。
会社設立時の本店所在地を決めるときは、融資や創業支援のことも念頭にいれてバーチャルオフィスがいいのか?、シェアオフィスがいいのか、通常のオフィス形態が良いのかを検討してください。
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