約2年ぶりにお会いした経営者。
接客中にお邪魔したので、その間、別の作業をしながら滞在しておりました。
しかし。
以前お伺いしたときとは見違えるほどの笑顔!
正直驚いたのと同時に安堵しました。
当初お伺いしたのは店舗オープンして半年ほど経過したとき。
想定した売上をあげることができずに、
「この場所で開業してよかったのか」
と激しく後悔している様子。
最寄駅から徒歩20分程度の住宅街ですが、カフェ営業としては、勝てる戦略はあります。
なのですが、日販が目標値に届かない日々なので、そこまで考えが至らない。
心情はよく理解できます。
どれぐらいこの場所で我慢できるかも勝負かなあ、と当職は考えていました。
そして今回。
地域の顧客からの認知度が高まってきたことがもっとも大きな変化。
広告費はゼロ、ほとんどプロモーションをかけていないのですが、滞在している時間もコンスタントに来店がある。
接客の際の笑顔も以前とは違い、余裕を感じさせる柔和な表情でした。
これならお客さんも気持ちいいだろうなあ。
当職は、この業界に入る前に、接客業を4年と3ヶ月しておりました。
店主やスタッフなどの笑顔は、顧客にとってのファーストタッチ。
大切すぎるほど大切です。
そして、顧客にとって、店主やスタッフの個人的事情は全く関係がありません。
その置かれた事情がどんなに苦しくとも常に全力の笑顔でお客様を迎える必要があります。
「どうしたんですか??」
と言われるの待ちの塞ぎ込んだ表情など誰も気持ちよくはなりません。
「ピンチのときほど笑顔を」
これは、接客業の頃に先輩から教わった言葉です。
真理ですね。
行政書士阿部隆昭