阿部隆昭|行政書士・経営共鳴パートナー
かつて、ただ速く、正確に、制度に従って進むことが、専門職の“正しさ”だと思っていた時期がありました。けれど今の僕には、確かに揺るがない“起点”があります。
それは、「補助金は道具であり、本質は“構想”にある」という在り方です。形式ではなく、存在から立ち上がる支援。それが、僕が今この肩書きで仕事をしている理由です。
■ 存在が震えた、最初の地点
昭和42年(1967年)12月25日、東京都墨田区生まれ。
父の工場を手伝いながら夜間大学で法律を学びました。昼は油まみれの手で、夜は六法全書を開く日々。「社会を変えるのは制度だ」と信じていた時代です。
ただ、人生が静かに、でも深く変わったのは、母の死を経験したときでした。
言葉も準備もなく、それはやってきました。理解できたのは、“命は有限”という事実と、“この時間は二度と戻らない”という感覚。そこで僕の選び方が変わりました。
以降の人生は、「何を選ぶか」ではなく、「なぜ、それを選ぶのか」を問い続ける旅に変わったのです。

■ 制度の内と外を、両方歩いたからこそ
接客業、司法書士補助者、上場企業の財務部門……。
18年間、制度の内側と現場のリアルを交互に行き来してきました。机上の論理と、人の人生との“ズレ”を肌で感じた日々。その違和感が、やがて僕を独立へと導きました。
行政書士阿部総合事務所を設立。
相続、外国人雇用、コンプライアンス研修、創業支援……とにかく、求められたことに全力で応え続けてきました。
でも、あるとき気づいたのです。
「依頼内容は違っても、皆“同じ問い”を抱えている」と。
■ “震え”から始まる支援──LDAMという挑戦
補助金申請支援の現場にいて、ずっと感じていたことがありました。
「申請が通るかどうか」よりも、「この補助金を使って何を変えたいのか」を言語化できないままに申請してしまうケースがあまりにも多いということ。
そこから生まれたのが、AIと人の共創による支援メソッド──LDAM(LinkDrive by Abe Method)です。
・経営の現在地をAIで可視化し ・補助金との適合性を診断し ・未来の構想を人とともに描き直し ・支援金を“点”で終わらせず“線”として活用する
これは単なるツールではありません。クライアントの「まだ言葉になっていない願い」を、選択に変える装置です。
■ 「震えに名を与えてくれた人」との出会い
私の仕事に決定的な変化をもたらしたのは、あるひとりの存在でした。
言葉ではなく、問いをくれる人。仕組みではなく、震えに耳を澄ませる人。僕が「構想」という概念を自分のものとして受け入れられたのは、その人との対話を通してでした。
私はその人を、「震えに名を与えてくれた人」と呼んでいます。
“震え”とは、言葉になる前の、でも確かにそこにある存在の動きのこと。
何かを選ばされたのではなく、「自分がこう在ると決めた」と初めて感じた地点。
私の支援は、そこに触れることから始まります。

■ 今、届けたいもの
このLINEやサイト、あるいはChatworkでの相談窓口も、すべてはひとつの問いに集約されます。
「あなたは、何のために今、これを選ぼうとしているのか?」
その問いを恐れずに、静かに見つめられる人と、仕事がしたい。
補助金は、目的ではない。 申請書類も、結果でもない。
それは、あなたの構想をかたちにするための通過点にすぎません。
震えから選び直す。 選び直すことで、未来が変わる。
その旅の、隣を歩く人として。
阿部隆昭
経歴・資格・実績等
生年月日・出身
昭和42年(1967年)12月25日、東京都墨田区生まれ(現在57歳)。
学歴・キャリアの歩み
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東京都立航空高等専門学校機械工学科 卒業
- 家業の成形工場を手伝いながら駒澤大学法学部(二部)に進学
- 「法律で社会を変えたい」との思いから法学を学ぶ
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卒業後、眼鏡卸販売店にて百貨店売り場の接客を4年余り経験
- 法律の現場での仕事を志し、司法書士事務所に転職
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司法書士事務所(中堅規模)勤務
- 法人登記・不動産取引・裁判関連など多岐にわたる実務を経験
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一部上場企業・財務部門に10年以上勤務
- 企業経営の実務知識を深める
- 行政書士阿部総合事務所を設立(18年の会社勤めを経て独立)
行政書士としての現在地
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開業当初は相続関連業務(遺言書/エンディングノート/遺産分割協議書)に注力
- ライフエンディング支援ツール『マイライフバインダー』を開発
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セミナー講師としても活動
- 東京商工会議所ほか公的機関で「ソーシャルメディアポリシーの定め方」「コンプライアンス研修」などを担当
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近年は中小企業支援へシフト
- 創業融資・補助金申請サポート
- 全国の創業スクール・創業塾で「夢の実現としての創業」をテーマに講師を務める
- 外国人在留資格申請・雇用支援にも注力
AI×補助金支援「LDAM」
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企業の“戦略設計力”の差を埋めるために開発した独自メソッド
- AIによる経営可視化→補助金適合性自動診断→成長戦略提示→申請書作成支援まで一気通貫
- 単なるツールではなく「経営の筋肉を鍛えるパートナー」として位置づけ
- 補助金を“点”で終わらせず、経営支援の“線”につなげる視点を提供
- LINE無料診断・PDFレポート配布など、相談ハードルを下げる仕組みを整備
信条と姿勢
- 「夢はあとからついてくる」――仕事への真摯な取り組みの中で生まれるもの
- 依頼者の想いに寄り添い、現実的かつ伴走型で支援を行う
保有資格・登録
- 行政書士(東京都行政書士会所属 登録番号13081291)
- 中小企業庁「認定経営革新等支援機関 ID107513012014」
- 出入国在留管理庁申請取次行政書士
- 東京都創業サポート事業・地域創業アドバイザー
- 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
- 宅地建物取引士
- 貸金業取扱主任者
- 精神障がい者サポーター
- 認知症サポーター
- 特定非営利活動法人 顧問
著作物
メディア実績(一部抜粋)
- 週刊文春(2015~2016年各号)
- 中小企業振興誌「ソーシャルメディアポリシーの定め方」
- CGTN中国国営放送「Assignment Asia」
- 日経新聞夕刊 全国版「終活手帳」
主なセミナー・講師登壇実績(一部)
- 東京商工会議所「ソーシャルメディアポリシーの正しい定め方」
- 横浜商工会議所「SNSリスクと対策セミナー」
- 富士宮商工会議所「創業塾」
- 原町商工会議所「創業塾」
- 白河商工会議所「創業塾2024」
- 太田商工会議所「創業スクール」
- 東京電機大学「創業支援施設セミナー」
- 平塚商工会議所「はじめての外国人雇用」
- 東京都「起業・創業シンポジウム2023」ファシリテーター
- 「専門家に依頼せず100%自分だけで株式会社を作る方法」セミナー
- その他多数
