行政書士阿部総合事務所代表、行政書士阿部隆昭 あいさつ
昭和42年12月25日東京都墨田区生まれ。
現在55歳。
東京都立航空高等専門学校機械工学科を卒業後、エンジニア職として就職せずに、1年間家業(インジェンクション工場)を手伝いながら、駒澤大学法学部法律学科(二部)に再入学。
”法律で社会を変えてやろう!”と高専の4年生の時に思ったのが再入学の理由です。
当時、高専卒といえば所謂一流企業に難なく入社できた時代。
親、友人に、なぜ?!と不思議がられました。
法律を勉強して分かったのが、法律では社会は変えられない、といいますか、そもそも法律はそういったものではないと気がつきました。
今考えれば法律だけの勉強をしてこなくてよかった。
大学を卒業後、眼鏡卸販売店に就職し、都内百貨店の眼鏡売り場に4年3ヶ月勤務。
キャリアも身につかず徒に時間が過ぎていった販売職時代。
”やっぱり法律家になりたいなあ”と考え、司法書士事務所に履歴書を送りまくったことが今では懐かしい思い出です。
法学部を卒業しているとはいえ、実務経験ゼロ、現在販売職、年齢も30歳手前ということもあったのか、履歴書を出しても出しても採用されませんでした。
これが最後と思って送った司法書士事務所から連絡があったときは、本当に嬉しかった。
良くも悪くもこれが最初の転機。
司法書士事務所としては中堅規模。法人、不動産、裁判事務と万遍なくこなす業務姿勢だったため様々な知見が身につきました。
行政書士として独立後、不安なく業務が出来るのもこの時の経験があるから。
一部上場企業の財務部門の担当を10年以上従事し、18年勤めた後に行政書士阿部総合事務所として独立。
今では創業スクールや創業塾の講師として”夢の実現としての創業”を説明することもあるけれども、私の場合には夢の実現といった美しいものではなかった。
むしろ、夢の実現は後から付いてきた感じです。
実はこれでも全く構わないと思っていて。
仕事に取り組んでいるうちに、”自分の生涯の仕事はこれなのだ!”と気づくことはとても幸せなこと。
順番は関係ない。
行政書士として開業当初は、遺言書作成、エンディングノート作成、遺産分割協議書作成などの相続関連業務をメイン。
開業前から精力を注ぎ込んでいたエンディングノートも一般発売という形で結実した。
同時にセミナー講師を業とすべく熱心に取り組みました。
最初に登壇した公的機関主催のセミナーは、東京商工会議所豊島支部主催の「行政書士が教える!ソーシャルメディアポリシーの作り方」。
その後、二つの公的機関主催で同様のテーマで登壇し、また、行政書士としてコンプライアンス研修や個人情報保護研修などにも登壇させて頂いた。
小規模事業者持続化補助金対策セミナーや、全国各地で開催される創業スクールや創業塾の講師として精力的に活動しています。
開業2年目あたりから意識して中小企業支援業務に相続関連からシフトした。
現在では、資金調達支援として、創業融資申請サポート、補助金申請サポートなど。さらに、外国人雇用支援として、外国人のビザ(在留資格)申請を行っています。
<資格等>
<著作物>
2015年12月 週刊文春「マイナンバーがわかる本」
2016年1月 週刊文春新春スペシャル限定版
2016年5月 週刊文春5月26日号
2017年4月 中小企業振興「ソーシャルメディアポリシーの定め方」
2018年1月 CGTN中国国営放送「Assignment Asia Episode 77: Japan’s ‘Outsiders’」
2019年10月 日経夕刊全国版「終活手帳