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会社設立時の本店所在地(住所)の決め方。後から知っても遅い!「シェアオフィスと「バーチャルオフィス」の違い|行政書士阿部総合事務所

April 22, 2017
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約 4 分

 

 

 

会社設立時の本店所在地(会社の住所)をどこにするか?

発起人にとって悩ましい問題です。

 

通常の事務所なのか?シェアオフィスにするのか?バーチャルオフィスにするのか?

会社設立後のことまで考えてオフィスを決めたいですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バーチャルオフィスとシェアオフィスとの違いは知っていますか?

決定的に違うのはココだけです。

ワークスペースがあるのかないのか?

バーチャルオフィスは、ワークスペースがありません。

バーチャルという文字どおり、仮想のオフィスです。

が、バーチャルオフィスでも登記上の住所としては使えます。

 

シェアオフィスは、ワークスペースがあります。

パーテーションになっているのか、フラットなスペースになっているのかは場所によって異なりますが、バーチャルオフィスと決定的に違うのはワークスペースがあるということ。

この違いは実は後々響いてくることは多くの方が知りません。

シェアオフィスのことを最近ではコワーキングスペースなどと呼ぶこともあります。

 

バーチャルオフィスは、一般的にシェアオフィスと比較して安い月額賃料です。

ですので、会社設立時の初期費用を抑えたい方にはピッタリ。

ですが、これだけは知っておいてくださいね。

 

バーチャルオフィスでは融資を受けられない可能性がある!

あくまで可能性の問題ですが、残念ながら現実問題としてバーチャルオフィスでは融資を受けられない可能性があります。

バーチャルなオフィスですよね。バーチャルオフィスは。

仮想空間なわけです。登記上の住所をもらうだけの。

その場所に会社としての業務実態があるのかと問われれば、どうでしょう?

業務は、、、してないですよね。

バーチャルオフィスでは。

ワークスペースがありませんから。

融資の場合にはそういった事情も考慮されることがあるのです。

 

 

会社設立時の本店所在地を決めるときは、融資や創業支援のことも念頭にいれてバーチャルオフィスがいいのか?、シェアオフィスがいいのか、通常のオフィス形態が良いのかを検討してください。

 

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解決支援コンサルタント行政書士阿部隆昭

 

 

 

 

About The Author

行政書士行政書士阿部隆昭
創業支援と資金調達に強い東京都北区赤羽の行政書士阿部隆昭。
事業計画書作成支援、創業融資申請サポート、補助金助成金申請、契約書作成、ビザ申請など、中小企業支援業務をメインに業務を行なっています。
業務経験20年の知見をフル活用し、クライアント様の事業運営をサポートします。