「長生きリスク」という言葉を聞いたことがありますか?
長寿は、もちろん良いことなんですがファイナンシャルプランニングの視点から見た時には、それがリスクとなることがあるという問題です。
端的にいえば。
人間、生きている限り食べなければなりません。
食べるために生きているのか、生きているから食べるのかという問題もありますが。
食糧ひとつとっても、それは摂取し続けることが必要になります。
長生きをするには。
その他には、病気。
高齢者特有の病気というものもありますし、これも長生きリスクとして含んでいいでしょう。
食糧・病気、いずれも適切に対応するにはお金が必要です。
つまり、長生きすることは、その分だけお金が必要になってくるということなのです。
そのために存在している公的年金では、現状、その全てをカバーしているとは言えないでしょう。
さらに、一般的なサラリーマン家庭でいえば、定年退職を境に、毎月の収支が一気に赤字に転落します。その赤字を退職金等で補填することになるのですが、退職金がない場合には収入源として他の選択肢(アルバイトやパートタイマーなど)を考えることが必須になってきます。
経済的に不安のない豊かな老後を過ごすためには、リタイアメントプランの視点がどうしても必要になってくることがわかると思います。
そして、そのプランニングのスタートは定年退職を間近に控えた人たちだけの問題ではありません。
定年退職後の資金計画(マネープラン)を考えるには若い世代から取り組んでいく必要があります。
相続・遺言・遺産分割、成年後見、入管手続・外国人登録、許認可関係、契約書・離婚協議書、セミナー講師、ファイナンシャルプランニングなら東京都北区の行政書士阿部総合事務所へ