動物病院向けCT導入・更新を“補助金で前倒し”。LDAMが要件整理から申請・実装まで伴走
遮蔽・床荷重・電源・搬入経路などの前提整理と、返還・対象外の典型リスクを事前に潰して最短ルートへ。
制度・要件・上限は時期と地域で変動します。一次情報の確認を前提に、貴院の計画へ最適化します。
こんな課題に
- 16〜64列クラスの更新/新規導入で、適切な仕様・費用レンジが知りたい
- 遮蔽(鉛扉・鉛ガラス・壁天井)、床荷重、電源容量、空調負荷の条件整理が不安
- PACS/WS/院内ネットワークとの連携(DICOM)まで一気通貫で進めたい
- 交付決定前の発注NG・中古/リース制限など“補助金特有の落とし穴”を避けたい
対象になりやすい経費・対象外になりやすい経費
- CT本体(ガントリ/テーブル)、付属ソフト(再構成・Dose管理等)
- ワークステーション、PACS、院内ネットワーク整備(医療用途)
- 据付・搬入・クレーン・アンカー等の設置関連費用
- 遮蔽に必要な最小限の工事(鉛扉・鉛ガラス・鉛板、間仕切り等)
- 電源増設・床補強・空調増強などの付帯工事(必要範囲)
- 交付決定前の発注・支払い(時期不適合)
- 過度な内装デザインや家具・汎用品のみの更新
- 中古機器、リース・レンタル等(多くの制度で制限・禁止)
- 仕様不明確・相見積不足・見積明細に据付費が未分離
最終判断は公募要領と証憑の整合で行います。無料診断で適合性を事前確認してください。
予算感と補助率(目安)
投資レンジ(例) | 想定構成 | 補助率の目安 |
---|---|---|
1,500〜3,000万円 | 16〜32列CT+WS+PACS最小構成+付帯工事 | 最大1/2相当(制度により差異) |
3,000〜5,000万円 | 32〜64列CT+冗長化PACS+遮蔽・床補強・電源増設 | 上限額・対象範囲に依存 |
5,000万円超 | 高仕様CT+画像サーバ冗長化+動線/空調改修 | 同上 |
価格は為替・調達・工期で変動します。見積は「機器」「据付」「付帯工事」を分けて取得してください。
スケジュールの基本
- 要件整理(症例構成・必要機能)→ 機種選定(3候補)・概算見積
- 配置計画(搬入経路・設置寸法・床荷重・電源容量・空調)/遮蔽計画の当たり
- 申請書作成 → 締切提出 → 審査 → 交付決定
- 交付決定後に契約・発注 → 搬入・据付・通電 → 稼働確認
- 実績報告(支払証憑・検収書・設置写真・導入効果等)→ 受領
放射線関連の手続き・安全基準は自治体や管轄で扱いが異なる場合があります。一次情報を確認のうえ進行します。
よくある落とし穴(CT導入での典型)
- 交付決定前の発注・支払い(時期不適合で対象外)
- 搬入経路・間口・回転半径の不足(ガントリが通らない)
- 床荷重・アンカー条件不足、振動・騒音対策の欠落
- 遮蔽計算・鉛扉等の手配が遅れ、工期遅延で完了期限に間に合わない
- 見積に「据付」「付帯工事」「保守」の区分がなく、証憑不備で差戻し
- DICOM接続・PACS側要件の確認漏れ(リネーム・転送・保存容量)
まずやる3点(今日から)
- 機器候補を3社ピックアップ(列数・再構成・寸法・重量・電源・据付条件を表で比較)
- 簡易レイアウト下図を作成(搬入経路・間口・床荷重・遮蔽位置・空調経路)
- 資金繰りの当たり(自己資金/融資)と、交付時期との整合確認
導入・申請の実例フォーマット
- 導入:32列CT+WS+PACS(最小構成)+遮蔽・電源工事
- 総投資:2,000〜3,500万円/補助率:最大1/2相当
- 結果:高度検査の内製化、紹介件数・自費比率の増加
- 導入:64列CT+PACS冗長化+床補強・空調増強
- 総投資:3,500〜5,500万円/補助率:上限・制度に依存
- 結果:読影時間短縮、救急対応力の向上、地域連携の強化
実数値の公表が難しい場合はレンジ表記で十分。設置前後の写真と導線の変化を併記すると説得力が高まります。
よくある質問 質問をクリックで開閉
▼各質問タイトルをクリックすると、回答が表示・非表示になります。
中古CTやリースは対象になりますか?
多くの制度で制限・禁止されています。取得形態は必ず事前確認が必要です。
遮蔽工事や鉛扉・床補強は補助対象ですか?
医療機器設置に必要な範囲で対象になり得ますが、過度な内装は対象外になりやすいです。
工期はどれくらい見ておくべきですか?
搬入経路・遮蔽・電源・床補強の有無で変わります。概ね数週間〜1か月超を見込み、完了期限から逆算して計画します。
何列を選ぶべきか迷っています
症例構成(救急・腫瘍・整形等)と運用体制で選定します。画像再構成・撮影速度・設置条件も合わせて比較します。
PACSや既存X線との連携は?
DICOM接続要件(AE Title、転送、保存容量、バックアップ)を事前に確認し、ベンダー間で整合を取ります。
交付決定前に準備してよいことは?
見積収集・仕様整理・レイアウト下図・資金繰りの検討はOKです。発注・支払いは交付決定後に行います。
今やるなら:3分診断→一次相談へ
遮蔽・床荷重・搬入・電源を含めた“CT特有の条件”を、申請要件と突き合わせて最短ルートを提示します。
LINE登録からの案内を希望される場合はこちら。
運営
行政書士阿部総合事務所(LDAM|LinkDrive by Abe Method)
住所:東京都北区赤羽西1-1-13-402
相談窓口:Chatwork/お問い合わせ:フォーム
本ページの内容は一般情報であり、最終的な適用可否は最新の公募要領・手引・要件確認に基づきます。