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豊田英二氏から財団(Foundation)とは何たるかを学んだ|行政書士阿部総合事務所

 

今、私の目の前にトヨタ財団の広報誌『ジョイント臨時号』があります。

北区のNPOボランティアぷらざに先日立ち寄った際に頂いてきたものです。

豊田英二氏の追悼号ということで、その足跡や人となりが感じられるようなものになっていて薄い冊子なのですが内容もとても濃いものになっています。

アメリカでは莫大な財産を築き上げた富裕層が財団を設立し、財産を拠出するケースが増えているといいます。

豊田英二氏がトヨタ財団に残した発言記録を記載した「豊田英二氏の発言「抜粋」」の内容に記載された理念があまりに素晴らしいものだったので、公益財団法人トヨタ財団様の承諾の元、その一部を転載させて頂きます。

これからボランティアや、NPOで活動される方にとって、必ず参考になると思います。

 

「企業がやるべきことは企業がやるとしても、社会に横たわる様々な問題については、その分野の学問、研究に待たねばならない、そのためには研究助成の財団が必要であろうと考えました。

その後、内外の事情から多くのことを学び、交通安全、生活・自然環境、社会福祉、教育文化等の幅広い領域での研究や事業に助成する財団を発足することにしました。

こうした社会活動の実施について、なにも財団をつくらなくとも、企業自ら対応できるのではないか、という意見もあります。しかし、長期的に幅広く、しかも積極的な対応ということになると、企業内で企画し、実施していくということでは、どうしても限界がありその目的が果たせなくなるおそれがあります。

広く社会の役に立つことを考えた場合、企業の枠を越えた発想、行動が必要になってきます。

例えば、若い研究者への研究助成は、まだ海のものとも山のものとも分からないものへの助成と、いうことができるでしょう。また、その人材が育つかどうかは、おそらく10年経っても結果はでないでしょう。

このような気の長い話は、企業活動の範囲内ではなかなか推進しにくいところです。一方で、その研究資金が他から受けにくいほど、民間助成財団が支援するのにふさわしいものということもできます。

もし、100%間違いないというような研究であれば、他から助成を得るチャンスは十分にあるはずなのですから。」

こうして転載をしているうちにも胸が熱くなります。

成功を約束されたわけではない「社会に役にたつ」発想や行動に対して、それでも暖かく手を差し伸べる姿勢がですね、素晴らしい。

こんなことを言ってしまうのはおこがましいのですが、偉いなあと。

ホントにそう思う。

 

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