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ホスピスと最後のロウソクの炎と私の母親の死について|行政書士阿部総合事務所

途中から聴いたラジオの内容がなるほどと思ったので。

ホスピスに従事する、もしくは、立ち上げた医師の話し。

入院先に、余命三ヶ月の知性も美貌もある23、4の女性がいたそうで。

病院に知られたら叱られるのを覚悟である日彼女に聴いたみたとのこと。

「退院出れるなら何をしたい?」

 

このときに、”余命3ヶ月なのだけど”という前置きを言ったかどうかは聞き漏らしてしまった。

 

だけれども、その言葉を聴いたときの彼女は今まで見せたことがないような活き活きとした表情になったという。

「今までそんなことを言ってくれる人はいなかった」と。

 

その件をご家族にも話し、その日から家族を巻き込んでの「病院脱出」を計画。

 

頃合いをみて、さあ退院となったのだが、

「経験がある方は分かると思いますが、最後のロウソクの炎が燃えるように、治ったんじゃないか?!と思えるほど元気になって」

 

「退院出来たら何をしたい?」

 

の答えは、

「家に戻りたい」

 

だったらしく。

 

家に戻った彼女はとても活き活きとして100日間の命を終えたそうです。

死後、お母様に聴いたところ、家に戻りたいと言った理由の一つは、「家で誰にも見られたくないものを処分していたのではないか?」、と。

 

ラジオの内容はおおよそそんな内容。

深夜ラジオだし、途中から私の経験ともオーバーラップしながら聴いていたので現実の放送内容とは少し違うかもしれない。

だけれども、大切なことを言っているのは間違いない。

 

 

「経験がある方は分かると思いますが、最後のロウソクの炎が燃えるように、治ったんじゃないか?!と思えるほど元気になって」

 

「余命6ヶ月なので退院しましょう」と家族に伝えられ、「退院できるって」と伝えたときの母親はそれはそれは嬉しそうで。

ホントにホントに、ガンが治ったんじゃないか?

そのまま生き続けるんじゃないか?

6ヶ月なんてことはないだろう?

と家族は束の間の安堵感に包まれた。

後から考えると、まさに、最後のロウソクの炎だったんだろうなあ。

 

家に戻ってから二週間ぐらいで死んでしまった。

最後の一週間ぐらいは訪問看護ケアの方にお世話になって。

 

ホスピスという言葉は知っていたけれども実際に何をするのかわからなかった。

けれども、横たわっている母親を挟んで緩和ケア従事者の方が発する言葉の選び方を聞いていると、病院の医師や看護師が持っている「優しさの温度や角度」が違うことを知り、こんなことを思った。

最期は優しい言葉、優しい温度、優しい香りに包まれたいなあ、と。

もちろん、そんなことを感じるチカラはなくなっているかもしれないけれど。

 

行政書士阿部隆昭

 

 

 

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