日曜の夜、書きたいことはたくさんあります。
今度のセミナーの告知、
遺言書の書き方のポイント、
でも、いまは宙船で。
宙船は、「そらふね」って読みます。
確か、初めて聴いたのは子どもの運動会のとき。
その時はなんとも思わず、ーといいますかお遊戯のBGMなのでそもそも歌詞など聞いていないー、後から聴いたとき、そういえば!あのときの、と思った程度。
TOKIOも唄っているようですが、聴くなら中島みゆきさんのものが断然オススメ
その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな
そのとおり、宙船は、自分自身。
どう進むのかも自分次第。
なんですが、ときに、オールが人の手に握られてしまっていることがあるのが私たち。
すべての水夫が恐れをなして逃げ去っても
すべての港が灯りを消して黙りこんでも
何がどうあろうと自分の手で漕いでゆかんといけないわけですよ。
所詮、というのではないけれど。
どうあったって人間は一人ですよ。
子どもであろうが、大人であろうが、おじいちゃんであろうが、一人でオールをこがないといけない。
人生、二度目がない以上、この世に生まれた以上、誰にとっても一局の人生。
どうせだったら、自分の手でオールを漕いで、自分の進むべき道に。
手漕ぎボートに乗ったことがある。
最初は、ほんとうに上手に漕げない。
最初は、まったく前に進まない。
目的地にこのままじゃ着かないんじゃないか。
同じ所でバタバタしているだけなんじゃないか。
そう思って。
でも、漕ぐのを止めないと。
あれっ?!って思うほど、遠くまで進んでいることがある。
そう。
一見、進んでいないようにみえても、遅いけど進んでいる。
諦めちゃいけない、決して。