ビジネス交流会、いろいろとありますよね。
経営理念系、ティップス系、わいわい騒ぎ系、などなど。
特に起業したて段階ではビジネス交流会に一度は行ってみたい、参加したい、所属してみたい、となるケースが多い。
私自身の場合も、行政書士として開業したときには交流会を探しました。
そして、あるキッカケで案件紹介型のビジネス交流会に所属し、二年経過後に辞めました。
理由はいくつかありますが。
メダカが束になっても何も起きない、という事実。
メダカの中で餌を分け合っている状況では、メダカはいつまでもメダカのまま、という事実。
遅まきながらこれらを確信したというのが理由の一つ。
交流会の「使い方」にも関わってくる話でもありますね。
また、
メダカのままでいいと考えているメダカが集まっていても何も起きない。
これも事実。
不思議なことに、不思議でもないのですが、メダカの中でも「リーダー」っぽい振る舞いをするメダカが現れるのもそのコミュニティの特徴。
メダカはメダカなのだけれど、すこし眩しく、キラキラに映るメダカが登場してくる。
普通メダカたちは、そのリーダーメダカに寄り添う。
リーダーメダカにしても、その中の餌を分け合う構造は同じなので、そこからは出られない。
というか、”美味しすぎて”出られない。
こうしてメダカグループの中で、更に小さなグループが作られる。
その交流会がメダカのままでいいメダカたちが集まっているかどうか簡単に見分ける方法は二つ。
他の交流会にも所属してみるか、その交流会を辞めてみるか。
俯瞰視できるとモノの見方が変わってくるのは、なにも交流会に限った話ではありませんね。
メダカのままでいいと思っているメダカが束になっても何も起きないことは知っておいたほうがいい。
その昔、所属はしていないけれども、ある地域で活動している、あるコミュニティーの活動風景を薄めで眺めてしまった。
なるほどなるほど。
感想は一言。
変わらないなあ。
まだ、同じようなことやっているんだねえ。
メダカはやっぱりメダカだったね。
束になってもただのメダカ。
いつまでもメダカでいいんですか?という問題。
それで良ければそれで良し。
楽だからね。
餌が回ってくるから何となくビジネス出来てる感がある。
でもね。
いつまでもメダカのままで良いのですか?
何のために起業したのですか?
そもそも、何のため、とかありましたか?
あるなら、メダカのままで実現可能なのですか?
実現可能だとしたら、いつ、実現するのですか?
行政書士阿部隆昭