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【補助金界隈雑感】運用素が強くなってきたような|行政書士阿部総合事務所

February 4, 2021
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約 2 分

ノウハウやスキルが通用しなくなり、申請件数の爆増とともに、採択されるされないが運の要素が入るようになってきた。

というのが最近の補助金雑感。

 

審査のポイントは、補助金の公募要領上、明らかになっているのが普通ですが、それを抑えるのは当然、というか最低ライン。

なのだけど、これで採択は審査基準どうなってるの??といった申請書も昨年のとある補助金で見たことがある。

これで採択か?

となると、もはや補助金審査、採択されないされるは運だな。

と思ったことが何度かある。

 

この要件を満足すれば採択される、といったものではない以上、当然、一定幅での裁量があるはず。

その点、ビザ申請などよりは、よほど実情は掴みやすい。

審査基準も公開されており、加点ポイント、減点ポイントも申請者は知ることができる。

 

事業再構築補助金も、かなりの曲者感があると思っていた。

鳴り物入りで新登場のエースみたいに期待感満載の事業者さんもいらっしゃり、膨大な件数を採択する予定のような記述もチラホラ。

 

運用素のものは、運を味方につける、といったことも言われるけれども、そもそも補助金審査に運用素ってどうなの?と。

 

もちろん、一定の審査基準に沿って厳格に審査しています、とはなるだろうけれども、専門職としては、少なからず感じる”運用素”の探り合いが当面続くことになるだろうなあ。

悩ましい。

 

行政書士阿部隆昭