報酬には二種類あります。
お金とそれ以外。
それ以外は、信用であったり、尊敬であったり、自己受容など属性によって違いがありますね。
ボランティアをしたときには受け取る報酬は、自己に対する充実感です。
社会貢献とされる取り組みは一般に、全てそれが当てはまるでしょう。
だからこそ私たちは、万人の最高価値である「時間」をその取り組みに投入している。
その投入した大切な大切な「時間」が無駄になった、無駄にされた、と感じたときにどうするか?
そこに時間を投入することを止める。
ある組織が主催しているボランティアの取り組みに参加したところ、今、書いたようなことを経験した。
その取り組みを社会的に拡げる為の抜本的なやり方を指南し、それをやると約束したのが先週。
ミーティングの際にその話題があると思ったら、全く、その気配がなく終了した。
とても不思議だ。
こうして、私たちが投入した時間が無駄時間として捨てられてしまった。
大切な時間なのに。
拡げる為の取り組みをしない、ということになると、その取り組みが求めている人たちに伝わればいいと口では言っていても、全く逆なんだなと思う。
開業以来、様々な社会貢献を行ってきたが、難しさはここにある。
皆、大切な時間を投入しているわけなので、その対価を何らかの形で得たいわけです。
それが得られないと、それはしない。
話は、シンプルですね。
行政書士阿部隆昭