ニュースサイトをながら見していたところ、「Z世代」に「タイパ」が流行っているのこと。
タイムパフォーマンス、略してタイパ。
かける時間の自分なりの価値基準で判断し、時短すべきはかける時間を最小化し、そうではないものはそれなりに、という行動のようですね。
私は音楽を趣味としていますが、イントロ部分をショートカットした曲が流行る、とか”ギターソロ”を飛ばして聴く、とかもその「タイパ」の現れだそうです。
タイパ、といいますか、どこに価値を置くかの問題だとは思います。
イントロ部分って無駄だから、早くAメロを聴きたいと思えば、イントロを飛ばす。イントロはAメロの導入だからむしろ聴きたいと思えば必要!、となりますよね。
どこに価値を置くのか。
とはいえ、「時間」は最大価値。
そして、「時間」は万人に等しく消費されてしまう。
であるならば、時間を最大限パフォーマンスよく消費したい。
等しく時間を消費するのであれば、その「消費」を何らかの「価値」と交換したい。
時間 ⇆ 快楽、安らぎ
時間 ⇆ 研鑽、成長
どちらのパターンでも、「タイパ」はそれぞれの価値基準で行うことになりますよね。
パフォーマンス良く、消費されていく「時間」を「価値」に変えていく。
「時間効率化」といった言葉は、以前から使われていますが、意味するところはタイパと同じだと思います。
行政書士阿部隆昭