都市伝説なのか、年賀ハガキを使ってもらわんがためのデータのなのかよく分かりません。
「年賀状を出す人は年収が120万円高く・出世が早い!?」
聴いたことはありますでしょうか?
年賀状を出すだけで年収がアップするんなら今すぐ郵便局に走らなきゃって思う人もいるでしょう。
年賀状を出す人という幅広すぎる前提でして、どういった年齢層を対象にしているのか?、出世に関係ないフリーランスでも年収が同じように高くなるのかよく分からない謎のデータ。
トレンド総研は2014年12月11日、「ビジネスシーンでの年賀状にみる年収・出世の実態」についてのアンケート調査の結果を発表した。対象は、20~50代までの会社員・男女500人。
社内の人に年賀状を「送っている人」と「送っていない」人に分け、年収を比較したところ、「送っている」人の平均年収は535万円なのに対し、「送っていない」人は395万円で、実に140万円もの差があった。年代別では、20代で33万、30代で137万、40代で108万、50代で215万の差がみられたという。
年賀状の送り先が「社内の人」というのがこの調査のポイント
50代のサラリーマンというと、「レール」に乗っているかどうかが自分も周囲もハッキリと分かっている状況です。
乗っているサラリーマンは年収も高く、社内政治に気を配る必要もあるので、社内の人に年賀状を出すでしょう。
とっくに出世コースから外れているサラリーマンにとっては、社内にそれほど気を配るなんてことはしなくても影響がないので、年賀状は出さない。
”同じ会社の人間に年賀状なんか出すかよ”
そんな声も聞こえてきそう。
そして、他の年代に比べれば、50代のサラリーマンが最も年収差があるでしょう。
年賀状一切禁止の企業以外にお勤めの方は、年賀状は出したほうが良い結果にはなりそうです。
もらった当人としても嫌な気はしないでしょう、少なくとも。
キライな上司から事務的に届く年賀状は年始から嫌な気分にはさせられるかもしれませんが。