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店長の『明るく元気に前向きに』は、そうバカにしたもんじゃない|行政書士阿部総合事務所

February 19, 2016
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約 4 分

 

昔々の話しです。

都内大手百貨店のメガネ売り場で働いたことがあります。

この業界に入るまでの4年半ぐらいですかね。

 

週に一回、店長朝礼といったイベントがありまして。

その百貨店内にある全従業員(テナント社員も含めて)が1階のフロアーに集まり、一段高い場所から百貨店の店長がお話しをされるわけです。

百貨店の店長といってもどれほどの存在なのか想像しにくいと思うのですが、まあものすごい偉いわけです。

すれ違うだけでも緊張しますし、それなりの威厳ってものが備わっているわけですよ。

 

当時の店長の口癖が、

明るく元気に前向きに!

でした。

 

店長朝礼の締め言葉はいつもそれでしたし、

その言葉に対する社員さんたちの反応が

また、言ってるよ

アホじゃん

といったものであるのも、いつものことでした。

 

今、考えてみると―いや、当時から薄々思ってはいましたが―、

明るく元気に前向きに

という言葉はとっても大切で、そうバカにしたもんじゃない。

 

「暗く落ち込んで後ろ向きに」なっている人の側には誰も近寄ってきません。

お客さんだって嫌ですよ、そんな店員さんから買うの。

 

誰しも、どうせ商品を購入するのであれば、楽しいショッピングの時間にもしたいという気持ちは必ず持っています。

特に百貨店に来店される方は、店員さんとのお喋りも楽しみにしている方がとっても多いのです。

 

明るい店員さんとお喋りしているだけで、お客さんも明るい気持ちになります。

元気な店員さんとお喋りしているだけで、お客さんも元気になれますし、

そう、

お仕事に前向きな店員さんとお喋りしているだけで、お客さんも前向きな気持ちになれるんです。

 

 

当時仲が良かった先輩と、この店長の「明るく元気に前向きに」について話したことがありましてね。

 

店長朝礼から戻ってきた店舗の中で、

 

◯◯さん、

みんなバカにしているけど、明るく元気に前向きにってさ、アレすごい大切じゃないですか?

 

アベなあ。

でも、ああやってバカする奴もいるんだぜ。

ここで、グチグチ言ったって始まらねーんだよ。

 

 

 

その先輩は数年後退職し、病気のお父様から家業を引き継いた事業を発展させ、今ではある地域の金融機関の筆頭預金者になっています。

 

フリーランスも、サラリーマンの方も。

各自の持ち場で「明るく元気に前向きに」がんばりましょう。

今日も明日もあさっても

 

行政書士阿部総合事務所

行政書士阿部隆昭

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

About The Author

行政書士行政書士阿部隆昭
創業支援と資金調達に強い東京都北区赤羽の行政書士阿部隆昭。
事業計画書作成支援、創業融資申請サポート、補助金助成金申請、契約書作成、ビザ申請など、中小企業支援業務をメインに業務を行なっています。
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