もう何度も書いておりますが、先日参加した「ビジネス写真講座」の中での話。
これ、ホント怖いなあと思ったので忘れないうちに書いておく。
サクッと契約書見てくれ、とかサラッと見てくれない、とか、テキトーでいいから作ってよ、とか。
サクッと、とか、サラッとか、テキトーで、とか言われても専門職が仕事をするのだから、サクッとサラッとテキトーにというわけにはイカンのですよ。
ホントさ、勘弁して欲しい、ぐらいに思っていたのですが、私がそれと同じようなことをやろうとしていたよ。
写真講座のときに、栗栖カメラマンが私たちの人物チームのレクチャーで撮影場所の公園まで来てくれたわけです。
そのときにですね、
”このカメラでサクッと撮って欲しいな”
”簡単でいいのでサラッとワンショットしてくれないかな”
って思った自分がいてゾッとした。
怖いなー、この心理って。
気づいて言わないで済んだのだけど。
これ、全く同じことです。
先生からしたら、そのワンショットが売上の源泉なわけで、「サクッとシャッター押して」、とか、「テキトーでいいから一枚お願いします!」
なんてこと言わなくてホントに良かったと思った。
何が言いたいのかというと、人間意識していないとイカンと思っていたことでも平気でやらかしてしまうんだな、ということ。
うっかりやらかしてしまうものの一つに、言葉遣いがある。
上席の方や大切な人に対して、つい失言をしてしまった!、という経験を一度もしたことがない方はいないでしょう。
ちょうど今、来月に登壇するコンプライアンス研修のレジュメを作っている最中でございまして。
コンプラ研修の落とし所は様々なパターンが考えられるところ、日々の言葉の大切さにも触れようかと考えています。
法令遵守、法令遵守と声高に叫んだところで、守るべき法令がそもそも理解されていないのでは意味がない。
法令が何故理解されないのかというと、一つには言葉の問題があるのですね。
人間の意識を形作るものの一つが、言葉です。
してはいけないことを軽々しく口走ってしまうのは、日常用語の使い方、普段の私たちの言葉遣いに問題があるのかもしれません。
次回のコンプライアンス研修はとても面白いものになりそうで今からワクワクしています。
行政書士阿部総合事務所では、コンプライアンス研修講師も受託しております。研修参加人数にかかわらず、10万円(税別)で2時間コースで承っております。
研修レジュメは御社の事情をヒアリングさせて頂いた後に完全オーダーメイドで作成します。
研修をしてもしても、パワハラ、セクハラ、不祥事が収まる気配がない事業者様の相談も随時お受けしております。
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解決支援コンサルタント行政書士阿部隆昭