経営者は孤独
よく言われること。
突きつめてみればヒトは誰でも孤独であることは自明なのだけれど、なぜことさら「経営者は孤独」と言われるのかというと、それは決まっていて。
一言で言えば、
決裁権の重さ
なんだよね。
経営者であり、個人事業主である自分も、これが最も負担。
自分で選んだので「負担」という言葉は適切ではないかもしれないけれど、日々悩ましいのはやはりどうあってもコレだ。
申請書の作り方はこれで正しいのや否や
解釈はこれで良いのか否や
本職の経験がない方はよく誤解されるのだけれど、スタッフがいるとか、ダブルチェック体制を取ればいいのでは?
まーったく違うんだよね。
最後にGOサインを出すのは本職だけだから、何がどうあろうと負担の重さは変わらないワケ。
なので経営者は「孤独」だと言われる。
士業は孤独だと言われる。
この場合。
孤独は解消しよう、とするのはこの場合の方向性として間違っていて。
「孤独」からは避けられない。
なぜかというと本職は一人しかいないから。
会社組織でも全く考え方は同じですよね。
個人事業主でも同じ。
最後の最後に、”じゃあこうしよう!”と選択するのはその人本人でしょう。
その意味でいうと、会社員と起業家とではこの点で決定的に違う。
そして、その違いの意味は会社員時代には絶対に理解することができない。
良い悪いではなく、立場が決める問題だから。
何が言いたいのかというと、この「孤独」な経営者が二時間だけ気持ちを解放する時間があるといいなあと思っていて。
それが限定的なコミュニティーでスタートしている交流会
孤独を解消するのではなく、それは無理なので、一時的に解放する場に成長すればいいと思っている。
解決支援コンサルタント野獣系行政書士阿部隆昭