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豊島区役所の戸籍の取得システムが不便すぎて問題になりそうな件|行政書士阿部総合事務所

August 31, 2015
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約 4 分

 

新築マンションに同居する形でリニューアルされた豊島区役所。

建築費0円とかで話題になっていますが、その裏で、ものすごく不便にリニューアルされたシステムがあります。

「実質0円」で建設した東京・豊島区新庁舎 ハコモノ計画に一石 | THE PAGE 東京「実質0円」で建設した東京・豊島区新庁舎 ハコモノ計画に一石 | THE PAGE 東京

 

 

豊島区役所では、戸籍の申請用紙、住民票の申請用紙が一切窓口にありません。

 

みなさんがお住まいの地域では、役所に行った時に、たぶんこう言われることが多いと思います。

 

「この用紙に書いて、呼ばれるまで待って下さい」

 

その用紙が窓口にないわけです。

 

戸籍・住民票の請求用紙が窓口に置いてない!

で、どうするかというと、窓口に呼ばれてから申請書を書くんです。

 

これが、ものすごく不便で時間がかかる。

 

戸籍や住民票が欲しい私たちは、順番を待っている間に申請書を書いて準備できるのに、全ての人が窓口で呼ばれて初めて申請書を書くシステムであるために、呼ばれるまでの時間はボーっとしている他ありません。

役所の窓口に行くと、そこで待機していて、書き方がわからずに困っている人に声を掛けてくれる職員、いますよね。

あれってすごく便利だと思います、こういう状況になってみると。

 

そして、私たち専門職が、相続などで委任状を使用して亡くなった人の出生から死亡までの連続した戸籍等を取得するときは、もう、一日つぶす覚悟で臨む必要があります。

 

窓口で呼ばれ、申請書を受け取る

そこで初めて、申請書に記入する

戸籍が交付される。

窓口に呼ばれ、申請書をもらい、窓口で書き込みをする。

戸籍が交付される。

 

戸籍を一通取得すれば、そこから必要になる情報を読み取り、複数枚の戸籍の申請書を書いて一回で申請出来たわけです。

従来のシステムであれば。

それが、この無限ループを必ず守らなければならないとなると、相続関係で戸籍を取ろうと豊島区に行く場合にはいつ作業が終わるのか見当もつきません。

 

 

さらに問題なのが、これ。

 

このシステムに対応するために配備されている人員の数が膨大

 

横からみると、ある意味、壮観です。

 

待っている人がいないときには、ずらーっとムダに係員が並んでいるのを見ると、このシステムいくらかかっているんだろう?!と思います。

 

 

前の豊島区役所のほうが、というか従来の戸籍住民票の請求方法のほうが断然使いやすかった。

住民の時間もムダにしないシステムに早く戻してくれるようにお願いしたいです。

 

戸籍に関する証明|豊島区公式ホームページ戸籍に関する証明|豊島区公式ホームページ

 

About The Author

行政書士行政書士阿部隆昭
創業支援と資金調達に強い東京都北区赤羽の行政書士阿部隆昭。
事業計画書作成支援、創業融資申請サポート、補助金助成金申請、契約書作成、ビザ申請など、中小企業支援業務をメインに業務を行なっています。
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