父はちょっと気難しい人なので
「今はこうゆうのがあるんだよ」
と気軽に言っても
「お前は2人が死ぬのを待ってるということかーーー!!(メ゚皿゚)」
って言いそうなんです^^;何か、2人がそのように思わない言い方はないでしょうか?
自分では気のきいた言い回しが思いつかなくて・・・
どうぞ、よろしくお願いいたします。
エンディングノートの講座でもとても良く聞かれる質問です。
よりストレートな遺言書よりもエンディングノートの方がまだやわらかい感じはしますが、それでもやっぱり気になりますよね。
「エンディング」っていう言葉がダメなんですよね。
エンディングノート実践家である私だったら、「エンディングノート」という言葉は出さないと思います。もちろん、その冊子の内容に触れるときに、いわゆるエンディングノートと同じようなものと言うかも知れません。
本当は、エンディングノートと言ってよいのです、全く問題はありません。
というのも、エンディングノートはこのヤフー知恵袋の回答にあるような余命いくばく無い人が書くものではありませんし、渡すのを控えた方が良いといったものでもありません。
決して「死んだ後はどうしたらいい?」
という事で書いて欲しいのではなく
「2人で人生を一回振り返って欲しい」
「今後の人生はどうしたいの?」
という事で書いて欲しいなぁと思っております。この思いを両親に伝えるには
どのように言ってノートを渡せばいいでしょうか?
質問者の仰っているように、
今後の人生はどうしたいの?
「財産がないからエンディングノートなんて書く必要が無い」という方でも、”残された人生はどうあるべきか”、”どうありたいか”の希望ぐらいはあるでしょう。
新しいエンディングノートの利用方法は、もはや「エンディング」という言葉とはほぼ無関係なまで多様化しています。
死の間際に書くなんてことはしなくていい。
両親にエンディングノートを渡すときには、
「エンディングノートの使い方は昔と違って元気なときから書くのが普通なの」
と堂々と言ってくださって結構です。
なぜかというとですね。
私たち40代だって、30代だって、50代だって明日死んじゃうかもしれないじゃないですか?
実は大病の要素を隠し持っていて、それが発病した。事実、年間七万人以上が心臓突然死で命を落としています
高齢者じゃなくても、どんな葬儀がいいか、こんな葬儀はイヤだ、なんとなくでもありませんか?
葬儀に呼びたい人、呼びたくない人、ないですか?
それをまとめて書き残すツールがあったとしたら便利じゃないですか?
せっかく書いたのに使わないのももったいない、ということもないですよ。
遺言書と違って、エンディングノートに書くことは常に変わり続けるのも普通です。
財産や人との関係が数十年も同じってことはないでしょう、若い方であればあるほど。
だから自分の人生のまとめツールであるエンディングノートは書くべきことが自由であるべき。
そう考えた私、行政書士阿部隆昭が著作、企画、総合監修したシステム手帳リフィル式のエンディングノート『マイライフバインダー』が現在全国の大型文具店やAmazonで発売されています。
一人の人生をまとめるのに相応しい製品に仕上がっています。安物のエンディングノート、タダで配っているエンディングノートとは、製品づくりに賭けた想いが違います。
かけがえのない両親の人生をまとめるためにプレゼントするなら『マイライフバインダー』を自信をもってお勧めします。
エンディングノート実践家 解決支援コンサルタント行政書士阿部隆昭