私の両親の実家は東北地方のある過疎の町です。
中学生の頃までは両親と一緒に帰省をしていたのですが、ある時からパッタリとそれがなくなりました。
私にとってのおばあちゃんが亡くなったからです。
それから数ヶ月後、おばあちゃんの後を追うようにおじいちゃんもガンで他界。
おじいちゃんおばあちゃんの家だった場所は、七人兄弟の長兄の家になったのです。
親の家だから気軽に泊まる事もできるし、遊びに行くことも出来るのですが、兄弟というのはやはり親子の関係とは違って他人度が急激に高まります。人によってなのかもしれませんが。
私の母にとっての兄貴の家にはさすがに大人数で泊まりづらいー他に事情があったのかもしれませんがーので、もう滅多に帰省することは亡くなりました。私が最後に帰省したのは、おじいちゃんが亡くなったときだと思います。
子供の頃は帰省するのがとても楽しみでした。東北自動車道を下り、国見のパーキングエリアでお昼ごはんが食べるのがいつものパターン。東京からあの辺りまで来ると、季節を問わず空気も心なしかひんやりとしていて、車から降りた瞬間の新鮮な気持ちも好きでした。”やっと来たな~”といった感じです。
帰省の手土産は別に決まっておらず、ドライブインの売店にある「笹かま」であったり、「くるみゆべし」、「薄皮まんじゅう」のときもありました。地元の人に、地元の食品を、というのも今考えると微妙な感じもしますね。
多い人でも、お盆とお正月の年に2回の帰省のチャンス。
普段、電話では話しにくい内容も、顔を見合わせているからこそ話せることもあるでしょう。遠く離れて住んでいるお子さん世代だったら尚更ですよね。
例えば、心配だった親御さんの終活についての話題を投げかけてみるいい機会です。
というのも、年末年始は新しく何かを始めるのに相応しい時期ですし、新しい年を迎えるということで気持ちも明るくなっているでしょう。”今年、あまり良いことがなかった”という方でも、来年こそは!と思っているはずです。
終活を新しくスタートするときには、手軽で後々も役に立つエンディングノートを書くことから始めましょう!
エンディングノートとは、財産や人との関係、その方の生い立ちや家族への想いなどをまとめるノートのことです。
”財産なんて持ってない”という方でも、エンディングノートを書き始める中高年層が増えているのです。
といっても、文房具屋さんで新しいノートを買ってきて自分で全部まとめるのは大変!
エンディングノートブームが到来している現在では、書き込むだけでエンディングノートが完成出来る便利なツールが書店や文具店で発売されているのです。エンディングノートという名前だけは聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
無料で配っているエンディングノートや、書店や文具店でお金を払って購入するエンディングノート、いろいろなタイプのエンディングノートがあるので、いざ購入してみようと思う方は迷ってしまうと思います。
そこでオススメしたいのが、こちらの『マイライフバインダー』です!
システム手帳形式で、ノートの部分が自由に差し替えることが出来る「リフィル式」になっているのが特徴。
地域の高齢者支援をミッションとして活動している私、行政書士阿部隆昭が著作、企画、考案し、国内システム手帳のトップメーカーである株式会社レイメイ藤井の共同で製品化したエンディングノートの決定版です。
大切なたいせつな親御さんの終活のスタートに相応しい高級品です。
特別仕様の革のバインダーには、写真やカードを入れるポケットも装備されていますので用途は無限大。
「完成品キット版」には書き方の解説冊子も同梱されているので、お一人でも楽しくエンディングノートを作り続けることが出来るように工夫を凝らしました。
サラリーマン時代に愛用のシステム手帳を持っている方のために、ノート部分だけの追加用リフィルも用意されています。システム手帳の出番がなくなって寂しい想いをしている定年退職後の男性サラリーマンだった方にも大変喜ばれると思っています。
購入方法は2種類。
店頭でお買い求めの場合には、東急ハンズなどの全国の大型文具店(店頭にない場合はお店の方にお問い合せ下さい)で。
インターネットで購入する場合には、Amazonや株式会社レイメイ藤井の通販サイトも利用できます。
年末年始はエンディングノートを始める絶好の機会。
”うちの親はこういうのやらないんだよな”と感じているお子さんの心配をよそに、本当は何らかのキッカケを求めてることも多いです。また、終活の準備のためにエンディングノートを買ってきてくれた、というその気持ちだけでも嬉しいじゃないですか!
”タダでもらったエンディングノートがあるから、適当にやってみれば!”
というのとは、重みも気持ちも違うのは分かりますよね。
新しい年が始まり、親も子もいつもの生活のリズムを取り戻したそのときに、
「エンディングノート、書いてる?!」
という会話が生まれることもあるでしょうね。今までにない、新しい親子の会話として新鮮な気持ちになります。
エンディングノートのことで分からないことがありましたら、私行政書士阿部隆昭に聞いて下さい。これまでに地域包括支援センターの家族介護者教室でのエンディングノート講座の経験もありますし、地域の高齢者の集まりでエンディングノートのお話しした回数は数え切れません。
著者ですし、18年高齢者支援を行っている行政書士ですのでエンディングノートのことは日本一詳しいですが、特段エンディングノート評論家とも名乗っていません。エンディングノートの書き方を教える講師?というのが世の中にはたくさんいらっしゃいますが、私の場合はエンディングノートを作るご自身とそのご家族が幸せになるように、トラブルに巻き込まれることがないように法律的なアプローチを加えています。
業者さんが配っている無料のエンディングノートとは賭けた想いが違うのです!!
親御さんの終活のお手伝いをするのはお子さんの役目。
終活を始めるにはエンディングノートを作るのがオススメ。
大切なご両親の終活には、無料のエンディングノートではなく最高品質のエンディングノートを選んでくださいね!
解決支援コンサルタント 行政書士阿部総合事務所 行政書士阿部隆昭