起業や創業、特にシニア起業、定年起業を言われる50歳代から起業では、自己肯定感というものにプラスに作用するのではないかと感じています。
起業する過程は、サラリーマン時代に行ってきた「作業」とは全く別のことをしなければなりません。
だからこそ、シニアを対象とした起業セミナー等が盛んに行われているわけです。
自己肯定感といった難しい言葉を出すまでもなく、ある程度人生の終わりの旗が見えてくる場所まで到達すると、これからの人生をより充実したものにしたいと考えます。
私もそうです。
たった一度のチャンス、起業ではなく人生という意味においては、生まれてきたチャンスは一度ですし、残された時間というものも基本的には平等です。
その中で、サラリーマン人生に一区切りをつけた方が「起業」という道を歩むことは、その方の自己肯定感の向上に繋がると考えることができました。
起業、といって業を起こす限りは、先ず、どの事業をどのフィールドで起こすかを考える必要がありますよね。
マーケティングの世界で、「事業コンセプト」とか、「事業ドメイン」、と呼ばれるものです。
この考えるということがとても大切。
考えた結果、起業を止めてもそれはそれでいいわけです。
市場に受け入れられない事業コンセプトだったり、すでにその事業と同じものが市場に溢れていたという状況であれば、あえて起業しなくても良いし、失敗するシニア起業になる可能性も高まるでしょう。
シニア起業セミナーに参加し、自分が考える事業を検討するまでは完全に無料で出来るでしょう。コストは時間だけ。
起業したいシニアを支えるために行政書士阿部総合事務所では、新しいシニア起業支援のプログラムを考えています。
来月、平成29年9月にはこちらのブログで公表する予定。
私も今から楽しみです。
解決支援コンサルタント行政書士阿部隆昭