先日、開催した『週末相続ノート塾』にご参加くださった方にこう言われました。
「今までいろいろなエンディングノートとか、遺言とかの講習会に出てみたけれど、あなたのが一番分かりやすかったわ」
主催者が何に重きをおくかによってセミナー・講座の質は極端に変わります。
メリットを強調してなんとか終活のキッカケをつかんで欲しいと思っているのか。
葬儀を売りたいのか?
最終的には墓石の種類の説明をしたいのか?
ホント、いろいろです。
といっても、それってですね、比較するものがあるから分かることなんです。
お褒めを頂いた先ほどの高齢者の方はとても勉強熱心な方でして、社会福祉協議会主催の終活講座や、他団体主催のエンディングノート講座などに多数参加していらっしゃる。
だからこそ、良いものと良くないものの比較が出来るわけでして。
私も、何度も他のセミナーを受講しているので比較が出来ます。
しかし、そうではない方、
遺言書講座に出席するのが初めてなんです!
エンディングノートの話しを一度聴いてみたく参加しました。
といった方には比較は出来ません。
なので、そこで話された講座の内容が全てになってしまいます。
誤った情報を伝える講座がない、と信じたいですが、事実そうではありません。
私が参加していても、結構ありますよ。
法律的には違うのに、こんなこと言ってしまって大丈夫なのか、と。
講座の善し悪しを比較するためにも、
知識の精度を上げるためにも、
ぜひ、多くの講座に参加していろいろな角度から知識を吸収していって欲しいと思います。
行政書士阿部総合事務所
行政書士阿部隆昭