ある方のセミナーチラシを見ていて思ったことがありまして。
セミナーを自主開催している方は自分自身でチラシを作ったり、告知文を考えたりしますよね?
何度も推敲を重ねたし自分ではカンペキ!
と思っていても、他人から見たら穴だらけ、ということもあるものです。
個人的に業務内容を知っている方なので、セミナー内容をおおよそ察しがつきます。
が、全く初めての方にはとっては、何のセミナーだかがさっぱり分からない。
セミナーのテーマ、内容が書かれていないのです。
充実しているのは、会場の場所、アクセス、自己紹介です。
正直言って、自己紹介なんて、セミナー内容に興味を持った方が次に見る項目です。
会社案内パンフレットではないので自己紹介を詳しく書いても意味がない。
私も来月会社設立のセミナーを開催します。
A4一枚表面のみのチラシの中には会場の場所は二行のみ。地図も掲げていません。今の時代、住所だけ分かればスマートフォンでアクセス方法ぐらい簡単に分かるもの。地図なんて不要ですね。
それよりも、セミナーの内容と、セミナーを聴いてほしい方を分かり易く箇条書きにしました。
セミナーに参加する側の気持ちになって考えると、
セミナーチラシで大切なことはこの3つです。
1.自分に必要な内容なのか?
2.講師は信頼出来る者なのか?
3.金額はいくらなのか?
最初に判断するのが、自分にとって必要な内容を話してくれるのかどうか?、ですよね。
必要ないなら、講師もセミナー参加費もどうでもいいわけです。
まずは、セミナーで話される内容で私たちは参加するかどうかの最初のハードルを越えるわけ。
それが分からない以上、参加するもしないも判断することが出来ない。
といっても、私のセミナーチラシの作り方も、コンサルタント等などのアドバイスを経てこの形になっています。
以前はA4両面でチラシを作っていました。会場の場所も分かりやすいほうが良いだろうと思って、裏面の半分ぐらいを割きました。でも、ムダですね。
セミナーを開催しても参加者が集まらない
と嘆いている方は、チラシの作り方を今一度見直してみたらよいと思いますよ。
解決支援コンサルタント 行政書士阿部隆昭