先日、ある方とお話しをしていたときにタイトルのような話題になりました。
エンディングノートを誰かに相談しながら作るとしたら、どの専門家が最適なのでしょう?
関連職として思い浮かぶのは、行政書士、司法書士、弁護士などの国家資格者
もしくは、ファイナンシャルプランナーや、コンサルタント
さらには、葬儀社さんなど業者
エンディングノートの持つ意味から考えてみるといいかもしれません。
エンディングノートには、財産の権利関係などを重点的に書かなければいけない、というものではありません。
また、ライフプランのことだけでもいけないですし、葬儀やお墓のことだけに的を絞った書き方でも足りません。
エンディングノートは全てひっくるめてその人の人生を振り返っていただき、それを文書に落としこむ、といった作業が必要になります。
法律、経済、葬儀事情、もちろんそれらは大切ですが、それだけではダメなんですね。
包括的な意味でいろいろと幅広く知っていたり、経験したりといったことが必要。
そういった意味では、エンディングノートを誰かに相談するとしたら誰が最適なんだろう?の答えは、行政書士としてもいいのではないかと私は思います。
なぜかといいますと、行政書士は地域密着で活躍している先生方が多いです。
当然、地域との繋がりの中で、さまざまな情報に接しますし、経験値も増えていきます。
もちろん、私見なので異論はあるでしょうし、すべての行政書士がエンディングノートに詳しいわけではありません。
エンディングノートなんて書いても意味ないよ、という先生もいるでしょう。
しかし、ですよ。
しっかりとエンディングノートをまとめることによって、これは素晴らしいツールになると私は確信していますし、事実そうだと思います。
だからこそ、縁があってお話しする機会があった方々にはエンディングノートを書いたほうがいいよ、とお伝えしているわけです。
それに応えるだけのノウハウがありますので。
そういったことも含めて今月末、地域包括支援センター主催のエンディングノート講座でお話しさせていただきます。
エンディングノートを書いたほうがいい理由を知っていただければ多くの方が実際に作ろうと思ってくれるはず。
公的機関の主催ということもあって、大勢の方がいらっしゃってくれるでしょう。
ぜひ、この機会を利用して今までの自分とこれからの自分を整理するキッカケにして欲しいと思います。