昨日は、今年初のセミナー講師業でした。
来月に迫っている小規模事業者持続化補助金申請のノウハウ等を伝える内容です。
そして今回は対面、リアル開催ではなく、ハイブリッド開催。
講師とは別場所で、対面希望の方は開催場所で受講、オンラインの方は自宅等で受講。
コロナ禍によって様々な変化がありましたが、セミナー形式も大きく変わりましたよね。
よほどの場合でなければオンライン開催はされなかったのに、今ではオンラインが主流。
これによってオンライン形式のセミナーが得意とするところなども経験値として分かってきました。
ハイブリッド開催、というのもそれを解決する一つの方法ですね。
昨年、ウェビナー形式のセミナーも講師登壇しましたが、ミーティング形式の方が私は好きです。
受講生さんの顔が見える、反応が分かる、というのは講師をする側にとって必要な情報だったりします。
決まったことを決まった内容で、というのであれば、ほぼ一人喋りになってしまうウェビナー形式でも良いかもしれません。
ウェビナー形式、ミーティング形式の両方でやってみた結果、ウェビナー形式はとても疲労します。
反応が見えないということはホワイトボードに向かって喋り続けているようなものです。
ところで、オンライン形式のセミナーをするのが苦手な方に、ぜひこの方法を試してほしいと思います。
セミナーではなくても、オンラインミーティングなどでも同じ事が言えます。
それは、
対面のときよりも、モーションを大きく、という事です。
表情を豊かにしたり、手のアクションを加えてみたり、大きく頷く動作をしてみたり。
相手は、目の前にいないので、どうしても肌感というか温度差が伝えることが難しくなります。
ということは、画面に映っている範囲でそれが伝わるように、伝える側は最大限努力してみましょう。
とはいえ、いきなり本番を迎えるのは怖いので、オンラインミーティングの録画機能を利用して、試してみてください。
実際に練習動画を見直してみると、意外なほど動きがついていないことがわかるかもしれません。
どの程度の動きをすれば、画面越しの相手に伝わるほどの動きとして映るのかを研究することも、講師業やプレゼンをする側の楽しみの一つです。
ありがたいことに再来週は、オンラインではなく、対面での講師業に彼の地に出向きます。
行政書士阿部隆昭