仕事柄、多くのセミナーに参加します。
付き合いで参加しなければいけないものや、本当に聞きたいと切望して参加するもの、いろいろです。
自己啓発業界によく居るセミナージプシーといったものではありません。
優れたセミナーの特長とは、すぐに実践したくなる内容に溢れていること。
何らかのセミナーに参加されたことがある方は分かると思いますが、セミナーに参加するとですね、「へえ~、なるほど!!」という思いになることがありますよね。
一つもない、というセミナーもどうかと思いますが、これって当然なんですね。
セミナー講師をしているぐらいですから、当然、その分野の専門家です。
一通りの知識は持ち合わせていますし、経験もあるでしょう。
それに対して、参加者の側は、ほとんどがその分野については素人。
だから、セミナー講師側としてはある意味簡単なんですよ。
「へえ~、なるほど!!」っていう感想を持ち帰ってもらうのは。
目新しい知識をたくさん詰めて、それにちょっとの経験談。
これだけで一見かなり満足感の高いセミナーは出来上がりです。
もちろん、私は人前でお話するのに慣れているから言えるわけですが、それなりにトレーニングは必要ですが。
セミナー講師側、セミナージプシーを生まないように心掛けているセミナー講師側としては、こういったセミナーはダメですわ。
何度も何度も同じようなセミナーに参加してくれれば、そりゃセミナー講師業界は潤うから万々歳でしょう。
しかし、これでは何も社会に生み出さない。
これと決めたテーマであれば、セミナーなんか一回出ればいいんじゃないかと思う。
自己啓発でいえば、そのセミナーに参加したらそく実践できる行動が示され、結果、自分が変わることが出来た。
私が開催している遺言書のセミナーで言えばです。
相続全般の中での遺言書の役割
遺言書で出来ること出来ないこと
遺言書を残したほうが良い人、必要ない人
自分で遺言書を書く場合の注意点
間違いのない遺言書を書くにはどうしたら良いのか。
遺言書を家族に書いてもらうにはどうしたら良いのか。
一時間半でこれだけの内容が分かりやすく頭に入れば、これはもう十分でしょう。
しかも、遺言書を書いてみよう!、とか、
遺言書が自分に必要かどうか調べてみよう!、といったお話しももちろんします。
遺言書のセミナーに何度も参加するなんて、お金と時間のムダですね。
私の遺言書のセミナーを一回聞いてもらえば、それで十分。
クリスマスを一日過ぎた12月26日、今までとは少し違った場所で遺言書のセミナーを開催します。
とても心落ち着ける場所で、一年を締めくくるのに最適。
荘厳な雰囲気のなかで聴く遺言書の話しもきっと味わい深いものとなるでしょう。
詳細は後ほどこちらで発表いたします。
行政書士阿部総合事務所
行政書士阿部隆昭