水泳のときは身体の動きに全神経を集中させるので、悩みとかどーでもよくなるから。
以上が結論です。何それ!と言われそうなのでもうちょっと詳しく書いてみます。
8月12日から始めたスイミングも昨日で7回目
クロール25メートルを11本泳いできました。
とさらっと書きましたが、実は8月12日の時点では私、クロールの息継ぎが出来ませんでした笑
水の中に入るのは怖くない、自分ではそう思っているし、顔もつけられるし、だるま浮きだって出来る。なので息継ぎのなしのクロールだったら大得意。でも最も泳げて20メートルまで。だって息継ぎしないんですもん。
トライアスロンに参加するとなると”息継ぎ出来ない”とかもうありえない世界です。もう練習ですね、息継ぎが出来るようになるまで。
Facebook等でスイムの練習をしていることをシェアしてみると、意外にもオトナで泳げない人って多いですね。でもその人達が本当に泳げないかは謎です。今まで”泳げないんですオトナ”に何人も会ってきましたが、私より泳げない人は皆無で、みな普通に平泳ぎとか息継ぎクロールが出来るわけです。ただ、水泳が得意じゃないっていうだけで。”あんたたち、そんな言ってて泳げるじゃん”と何度思ったことか(・_・;)
高専のころは卓球部で、他にも仲間と硬式テニスもやっていて、ひととおりスポーツはやってきたのですが、水泳だけは少し違うことがここ数日でわかってきました。実はこれが水泳がストレス解消に効果があることと関連しています。
水泳は他のスポーツと違って、自分で自分の身体の動きが見えない
↓
上手に泳ぐためには、どんな動き方をしているのかを知ろうと全神経を集中させる。
↓
結果、水泳以外の全てのことを頭から消し去ることが出来る。
悩みの殆どは堂々巡りをしているだけで、考えることがないのなら、その悩み自体を頭の中から放り出すのがよほどメンタルの健康が保たれると体感的に知っています。
人は一旦悩み始めるとその悩みにがっちりココロを掴まれてしまいます。それはものすごく強大に成長することも多く、しかし対象方法が見つからない場合には、”今日一日ずっと悩んでいて他のことが手につかなかった”ということも普通に起こります。
気分転換が大切、とか、インドに行けば全ての病が治る、とかいうのも趣旨は同じです。
たった25メートルの狭い空間ですが、無心になれるのが水泳の素晴らしさだと思っています。
泳ぎ終わった後は、またいつもの日常でしょ?、何も変わらないじゃん?!
と思われるかもしれませんが、一瞬でも、10分でも、30分でも、1時間でも、囚われたココロから解放されるという事実がだけが大切なんですよね。
ココロもスッキリした後は新しい解決方法が浮かぶ!
となれば良いのですが、世の中そうそううまく行きません。泳ぎ終わっても何かが劇的に変わっているわけもありません。
ただ、1時間でもココロの平穏を取り戻せただけでも十二分に価値があると思っています。
今は、TIスイム(トータル・イマージョン)の本を入手したので、ドリルを少しづつ練習しています。
頭の位置を下げると下半身が浮いて、息継ぎもラクになるという人間の身体の重心の不思議が楽しいです。
闇雲に練習しても上手にならなそうなので、キレイでしかも速い泳ぎが身につくようにゆっくりと練習したいですね。
”水泳やってみたいけど泳げないんだよなあ”という同志のみなさん、大丈夫です。やり方さえ間違わなければ泳げるようになるし、少しでも泳げるようになると水泳はものすごく楽しいし、ストレス解消にも効果があります。
私がある方の話しをキッカケにトライアスロン出場を目指し、スイミングの楽しさを感じることが出来たように、どんなキッカケでも良いのでスイミングを楽しんでもらえればなあと思っています。
それでは!
行政書士阿部総合事務所 行政書士阿部隆昭