私が著作したエンディングノートが発売されている関係で、よくこういった質問をされることがあります。
エンディングノートってどうやって選べば良いの?
無料のエンディングノートと有料のエンディングノートの違いってあるの?
どの世界の商品でも、安いものと高いもの、質のわるいものと良いものとがあると思います。
自分に合った商品を選ぶ一つの方法として、実際に現物を見て比べる方法がありますよね。
液晶テレビも量販店で並べて観るからこそ違いが分かるわけであって、どれか一台を購入して観始めればそれはそれで自分だけの納得に一台になるはずです。
テレビの場合には、比べてみれば一目瞭然、どちらが発色が豊かとか、解像度やスピード、視野角などハッキリと違いが分かります。
液晶テレビのように、エンディングノートもそれぞれを並べてみれば違いが分かるのでしょうか?
私のようなエンディングノート専門家であればすぐにわかりますが、一般の方には内容の良し悪しの判断が難しいです。
内容の判断が難しい以上、もっともっと分かり易い指標で人は比べてしまうのです。
それが「値段」です。
エンディングノートの良し悪しが分からないので、安いのでいいや!、無料のでもいいよね!、と判断してエンディングノートを入手し、
結果、エンディングノートを放ったらかしにしている高齢者を何人も知っています。
一方、エンディングノートの大切さを肌で感じている方は値段で撰ぶということをしていません。
先日お会いした方も、亡くなったお母様が密かに長年エンディングノートを書いていらしたことで大変ありがたかったと仰っていました。
エンディングノートを書いた本人もそうですが、残された家族の助けになるという素晴らしいツールをタダでもらったもので済まそうとは思いません、エンディングノートの良さを体験した方であればですよ。
私もそうです。逆の立場ですが。
私の母の場合にはエンディングノートを残しておりませんでした。
書き残しておいてくれれば家族は楽だったのに、という想いから「エンディングノートの書き方」を著作し始めたのです。
どのようなエンディングノートだったら書きやすいのか?
エンディングノートに期待している機能は何なのか?
エンディングノートを書き始めても途中で止める人はナゼなのか?
さまざまなことを検討しながら、エンディングノートを完成するまでのステップを極力簡単し、エンディングノートの完成を促し、エンディングノートを書く本人も残された家族が満足のいくようなエンディングノートとは何なのか?という問の一つの完成形がリフィル式のエンディングノートでした。
当初、オリジナルで印刷し、ファイリングして高齢者に配布していたエンディングノートですが、ついに製品化され全国的に発売になったのです!
それがこちら。
私が著作、企画、監修しています。
Amazonでも発売しておりますし、
東急ハンズでも置いてある店舗がありますのでお問合わせの上どうぞ実物をご覧になってください。
これからエンディングノートを書いてみようという方
一度エンディングノートを買ったけれども書かずに放ったらかしの方
書いた自分への満足感が欲しい方
家族のために伝えたい事をもれなく伝えたい方
ぜひ価格だけで比べるのではなく、ご自身が、ご家族が一生大事にしたい思うようなエンディングノートを選んでください。
行政書士阿部総合事務所 行政書士阿部隆昭