資金調達と外国人雇用に強い行政書士阿部総合事務所

認定経営革新等支援機関(中小企業庁)

事業計画書は「夢の見える化」と言うけれど、現実はもっと野暮ったくて止むに止まれず起業した起業家が多いだろう|行政書士阿部総合事務所

September 11, 2017
約 3 分

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創業者の事業計画書を数多く読んでいると気づくことがある。

それは、ほとんどの経営者に崇高な理念などないことに。

別にそれが悪いと言っているのではなく、むしろこれぐらいが当然、普通なのではないかなということ。

オリジナルの技術でイノベーションを起こし日本の産業界を一変させるため

などという方は、カッコいいけれども滅多に現れない。

 

 

むしろ、

リストラに遭ったので仕方なく経験がある分野で起業した。

お金儲けができるビジネスチャンスなので起業した。

 

よく有る話しで、少しも悪いところがない。

前者については覚悟を決めた経営者とも言い換えることもできるし、後者に至っては時代の潮流を捉えるビジネス感覚鋭い経営者となる。

 

だけど、事業計画書上の経営理念としてはあまり適切ではないなあと思っていて。

どうしてかというと、人はwhyでしか動かないと言ったサイモンシネックのTEDスピーチを聴いてもらうとわかるのだけれど、なぜこの起業家は事業を起こしたのかと問われたときに、”リストラにあったから仕方なく”や”金儲けができるから”というのではなくですね。

”社会の課題を自社の商品やサービスで解決できると考えたから”

と言ってくださった方が、とりわけ融資などに代表される「他人」の支援を受けられると考えられるからです。

 

金儲けがしたくってたまらないから社長になったスネ夫は応援したくないけれど、自分と同じような境遇にある弱い自分がのびのびと生活できる社会を実現するために社長になったのび太の方を応援したくはなりますよね、きっと。

なので、もしも融資を目的とした事業計画書を作らなければならない状況にあるのなら、嘘でもいいからー嘘であっては困りますがー経営理念には他人の支援を受けやすいような書き方をして欲しいと思っています。

いや、とてもよくわかるのですが、とりわけ融資を目的として事業計画書の場合にはその辺りも見られているということです。

創業支援と資金調達に強い行政書士阿部隆昭