”この金額じゃ採算取れないよ”
とココロの中で言いつつも仕事を請負ったことはありませんか?
私はありますよ。
この金額じゃ採算に合わない。
この金額では割に合わない。
この二つも似ているようでいて実は違いますよね。
採算があう、採算に合わない、という言葉を使うときには頭の中に次の二つの要素を浮かべましょう。
「売上」と「費用」
採算が合う=売上>費用
採算が合わない=売上<費用
既に事業運営をされている企業家であれば皆知っていることですが、これから起業しようと思っている方にとっては新鮮な知識かもしれません。
採算が合った仕事をするためには、売上(収益)を上げるか、費用を下げるかの2パターンしかありません。
また、”この仕事採算に合わないなあ”と言うためには、「売上」と「費用」が計算出来ていないといけませんよね。
売上と費用が計算出来ているからこそ、計算式を成立することが出来るわけです。
よく私たちが使う、”この仕事、割に合わないよなあ”というときは、売上も費用も計算出来ているわけではなく、なんとなく”損している”と感じているときです。
起業することも難しけれども、採算を取るのも難しいですね。
売上を上げることだけに着目してしまいがちですが、売上を上げるためにはいくらの費用がかかっているのかも正確に把握することが安定的な事業運営のためには欠かすことが出来ません。
先週土曜日の起業セミナーでは、起業の一歩ということでお話ししました。
おカネの話しは毛嫌いされる方も多いのですが、事業をする限りはどうしても避けられない話ですしまた、おカネの回し方を好きになってもらうことも事業を成功させる秘訣だとも思っています。
行政書士阿部総合事務所に会社設立をご依頼頂く方や、創業融資・事業計画書作成、補助金申請などをご依頼いただく起業家の方にはこういったアドバイスもさせて頂いております。
解決支援コンサルタント行政書士阿部隆昭
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