平成27年9月16日、東京都北区王子本町にあるデイサービス「ワーカーズコープ ハーモニー王子三丁目」さまにお伺いいたしました。
お話しを聞かせて頂いたのは、管理者の鳥羽さまです。
営業開始が平成23年3月とのことで、事業所内は明るく清潔感がある雰囲気。
天井も高いので利用者様にとっても過ごしやすい空間づくりを心掛けていると感じました。
事業所として心掛けているのは、職員の間の連携を密にすることだそうです。
利用者さまは職員の動きには特に敏感であるといいます。
認知症の進んだ利用者様においても、職員が何を話しているか?、どういった動きを日中しているか?などについては良くご覧になっているとは多くの介護事業所から聞かれます。
利用者さまにとっては、日中の多くの時間を過ごす大切な空間
また、地域とのつながりを重視した経営に取り組んでいるのも「ハーモニー王子三丁目」の特色だと言えるでしょう。
地域の町内会と協力してお正月の餅つき大会や祭礼にとどまらず、大晦日の夜回りまで協力しているというのだから素晴らしいですね。
今、日本では、団塊の世代が75歳以上となる2025年を目処に地域包括ケアシステムを創りあげようとしています。
地域包括ケアシステムとは、「住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される」仕組みのこと。
これは、端的にいえば、暮らしやすい社会の実現には、地域の連携を強めていきましょうということ。
地域に密着した介護事業所であれば、利用者様、広く高齢者にとって有益な情報も入りやすくなることが想定されます。
地域密着型のデイサービスであるワーカーズコープ「ハーモニー王子三丁目」には、これからも期待が持てそうですね。
1.地域包括ケアシステムの実現へ向けて