平成27年8月24日、閑静な住宅街にある「ファミリーケア赤羽さくら物語」に訪問させて頂きました。
お話しをお伺いしたのは、管理者の前田様、生活相談員の稲葉様です。
「将来は利用者様を集めて旅行に行けるような施設にしたい」
というのが施設開設の理由とのこと。
利用者さんそれぞれの事情もあり難しい面もありますが、それでも有志の方で板橋区立の水族館に行ったり、荒川に芝桜を見に行ったり、といった活動も行ったきたようです。
家族にしてみたら、どこか旅行に連れて行ってあげたいと思っても、自分たちも忙しいので実現することも難しいかもしれません。
サービス面では、急なお泊りにも対応しているとのこと。
夏休み期間や年末年始のスポット利用や、独居の方のステイにも利用されているようです。
レクリエーションも、いるときのスタッフによって変わることもあるとおっしゃっていました。
利用者さんのその日の雰囲気によって、何もやらないときもある。
「つまらなかった」のではなく、「今日はゆっくりできた。」 という気持ち面を大切にしているとのことです。
最後に、
今後どういった施設運営を目指していくのかを質問したところ、前田様はこうおっしゃいました。
利用者さんの笑顔が見える施設にしたい。利用者さんの様子を見ながら飽きないように”あそこに行くのはうんざりよ”、と言われない。”あそこに行くと誰々さんがいるから、行ってみたい”、”今日も一日、何もなかったけど健康でいられた。”と思って頂けるような。
「赤羽さくら物語」の目の前には「静勝寺」があり、有名な「稲付城址」もあります。 季節には立派な桜が咲くそうですよ。
静かな雰囲気の中、ゆったりとした一日を過ごすことが出来る。
スタッフの気持ちによっても、ゆったりとした一日にしてくれる。
小規模デイサービスならではの、きめ細かいサービスを提供して頂けるのが「ファミリーケア赤羽さくら物語」の最大の魅力だと感じました。