資金調達と外国人雇用に強い行政書士阿部総合事務所

認定経営革新等支援機関(中小企業庁)

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July 7, 2025
約 3 分

サービス概要

補助金申請サポート

新事業進出補助金・ものづくり補助金や小規模事業者持続化補助金、創業助成金など、御社の経営改善・業績向上実現の視点から最適な補助金助成金を提案。事業計画立案から申請書類作成、採択後フォローまで対応します。オリジナルサービスも活用し、他にはない支援を実行しています。

LDAM無料診断
(LinkDrive by Abe Method)

カスタマイズしたAIと専門家の知見を融合した独自フレームワーク「AI経営支援型・補助金ナビ&コンサルティングサービス」。自社にとって正しい判断を導き、具体的な戦略の提案をオンライン診断でレポート化します。

創業・起業支援、セミナー講師

ビジネスアイデア構築から事業計画書策定、資金調達(創業融資や創業助成金等)、人材育成、会社設立・許認可取得までトータルサポート。関連士業など万全の支援体制で安心して創業できます。

ビザ・在留資格手続き

ビザ(在留資格)の取得(経営管理、技人国等)・変更・更新取次手続き等、出入国在留管理町認定取次行政書士として法令に則った申請をサポートします。外国人労働者を雇用する企業のコンサルティングも行なっています。

ボールを持たざるを得ないとき、信頼を守る“2ステップ”

――停滞ではなく「安心」をつくるタスクマネジメント術


1 “ボールを持たない”が理想なのに、なぜ持ってしまうのか

プロジェクトを円滑に進める鉄則は 「ボールを自分の手元で止めない」 です。
ところが現場では──

  • 追加資料が届かない
  • 決裁者が出張中
  • 法的・技術的チェックが必要

など、避けようのない理由でタスク(=ボール)が自分のコートに長居する瞬間があります。
このとき大事なのは「速度」ではなく “信頼”
止めざるを得ない状況でも 停滞感 を生まなければ、プロジェクトは実質的に止まりません。


2 信頼を守る”2ステップ”を理解する

STEP① ボールを持っていることを即座に伝える
STEP② いつ返すかの目安日時を宣言する

2-1 STEP①「持っている」宣言の深掘り

ポイント解説NG 例
a. “受け取り”を明示「○○資料を受領しました」
→ 相手は“紛失”の不安から解放
ただ「確認します」だけ
b. 今やっている動作を一言「要件チェックを開始しました」
→ 具体性があると進捗を可視化
動作を伏せると“放置”疑惑
c. 目的を再確認「採択率を上げる観点で精査中です」
→ 共有ゴールを再度一致させる
目的に触れない連絡

ミニテンプレ

受領しました。現在【処理中アクション】を行っています。次のご連絡は STEP② でお知らせする期限までにお送りします。

2-2 STEP②「返球日時」宣言の深掘り

ルール理由実践ヒント
24〜48h以内に期限を切る人は48h超の不確実性に強いストレス自分が土日をまたぐなら45h以内
“○月○日○時まで”と時刻まで書く「日付のみ」だとタイムゾーン/終業時刻のズレ発生例:7/10(火)18:00 JST
実際に守れなくなりそうなら、前倒し再宣言期限後報告は信頼の致命傷ズレが判明した瞬間に“再期限”

ミニテンプレ

○月○日(○)18:00 までに一次見解+追加質問をお返しします。
※現時点での想定所要は○時間、進捗が前倒し・遅延する場合は速やかにご連絡します。


3 応用編:ステップを補完する3つのツール

ツール使い方効果
メールのCC/共有コメント決裁者もCCに入れ「見える化」チーム全体が進捗を同じ視野で確認
タスク管理アプリの “@メンション”STEP①を受領コメント、STEP②を期限付きタスクとして登録デジタルログが残りエビデンス化
日付固定テンプレ定型文に「{{DATE+2}} 18:00」と置換変数書き間違い・抜け漏れ防止

4 よくある失敗と回避策

失敗例原因回避キーワード
“調査中です”だけで期限未提示STEP②欠落3秒でいいので“○日○時”を書く
バッファを削りすぎて延滞楽観見積もり「自己見積+30%」を追加
期限再設定メールを躊躇先延ばしの罪悪感“わかった瞬間に伝える”が誠実さ

5 まとめ:止めても停滞させない人は、信頼を積み上げる

ボールを持たない が理想。
でも持つ瞬間が来たら、
①持っていることを知らせる ②返球時刻を決める
——たったこの2行が、タスクを“停滞”から“安心”に変え、
次の協働を呼び込む土台になります。

これまでお伝えしてきた内容は、当たり前にこなしている人にとっては何を今さらという話。ですが、ぜひ今日から、最初のボールで実験してみてください。

行政書士阿部隆昭

行政書士行政書士阿部隆昭
創業支援と資金調達に強い東京都北区赤羽の行政書士阿部隆昭。
事業計画書作成支援、創業融資申請サポート、補助金助成金申請、契約書作成、ビザ申請など、中小企業支援業務をメインに業務を行なっています。
業務経験20年の知見をフル活用し、クライアント様の事業運営をサポートします。