認知症サポーター養成講座は受講したことがあるのですが、精神障がい者サポーターというのは初めて聞いたので、真っ先に申込みました。
北区社会福祉協議会の主催で、就労支援をしている「NPO法人わくわくかん」からゲストスピーカー2名参加されていました。
私が所属している公益社団法人成年後見支援センターヒルフェでもこの分野の研修は受けているのですが、地元東京都北区の現状もしっておいたほうが良いと思ったのも参加理由の一つです。
頂いた資料によれば
北区の人口 34万人
身体障がい者手帳 12,185人(5年間横ばい)
知的障がい者手帳 2,033人(5年間で12%増)
精神障がい者手帳 2,116人(5年間で32%増)
精神科通院医療費 5,098人(5年間で30%増)
メンタル面だけは、やけに増えているのが気になるところです。
行政の方の講義も大変勉強になったのですが、ゲストスピーカーの方、特にうつ病の方のお話しは終始鳥肌が立つような内容でした。
詳細は書けませんが、これは本当に自分が意識して気をつけていないと誰でもうつ病になってしまうと。
ある環境のセットが揃ってしまうと、当人のパーソナリティーの問題ではなく罹患してしまうんじゃないかと思いました。
次回で終了なのがもったいないような内容。
高齢者と同じように精神障がい者についても地域みんなの支えが必要な世の中になっています。
精神障がい者サポーターになったからといって、すぐに何か出来るものではないのは認知症サポーターと同じ。
だから、受講しない、というのではなく。
そこから新しく始めるつもりで勉強してきます。