いつからかは覚えていないのだけれど、創業から間も無く「野獣系」行政書士と名刺に書いています。
現在使っている行政書士の名刺にはありませんが、二つ前の名刺には「野獣系とは?」という説明書きも載せていました。
野獣系の「野獣」とは、獣のような鋭いアンテナでクライアントの困りごとを察知し、適切な手順と方法を提案することで解決へ導く、といった説明を交流会等しています、現在でも。
合同会社コノチカラの名刺にも、「野獣系」開業支援コンサルタントと載せているほど実はこの「野獣系」、自分でも気に入っています。
というのも、名刺交換した際に、この「野獣系」の文字があるおかげで会話が盛り上がるから。
お客様や起業家仲間など相手を問わず、名刺交換の際にその方の事業の話で会話が進むことは、マーケティングの一つの方法として名刺交換を捉えるととても大切だと考えています。
組織の統一性を取る必要があるから仕方ありませんが、一般に、会社勤めの方の名刺には名刺交換した際の会話を弾ませる機能がありません。
あるのは、連絡先としての機能のみ。
だから、交換したはいいものの、さて、何を会話の起点にしましょうか?!と悩まれた起業家は多いはず。
本社所在地のすぐそばに住んでいた、など話題を見つけるのに苦労するものです。
その点、個人事業主、一人ビジネス、経営者の名刺には、連絡先以外の機能を持たせている場合が多いですよね。
その事業者の取り組みを知ってもらおうと、複数の事業展開をしている事実を載せる例や、競合他社との違いを強調してオンリーワンの存在を書く場合、様々です。
創業塾の講師としてマーケティングを担当する回があれば、相手の目を惹く名刺の作り方や、継続的な関係を作り上げるための名刺交換の方法なども創業者である参加者の方にお伝えしています。
私の場合には、「野獣系」であり、「解決支援コンサルタント」の文字がその方法の一つではありますが、工夫次第でオリジナリティーのある名刺はいくらでも作ることができるもの。
あとは、やるかやらないかの二択しか存在しません。
実はこの相手の目を惹く名刺を作るためのコストは、インターネット上の名刺作成サービスを利用すれば、せいぜい2,000円程度!
名刺交換した相手の反応をみて、何度でも検証し修正し、再度トライできる金額です。
ぜひ創業者の方には、相手の目を惹く名刺作りにチャレンジしてみてください。
解決支援コンサルタント行政書士阿部隆昭