資金調達と外国人雇用に強い行政書士阿部総合事務所

認定経営革新等支援機関(中小企業庁)

創業融資申請代行サービスの選び方|行政書士阿部総合事務所

December 22, 2017
1962 views
約 3 分

どのようなサービスでもそうなのですが、何を基準に選ぶのは難しいようでいて実はシンプル。

一つは、皆さんが日常的に行なっている「価格」

サービスの提供を受けるときに「価格」は皆さん気になることでしょう。

無償のサービスだからといって全くのタダとは限りません。

例えば、会社設立0円サービスは、一見、無償のサービスのように見えますがもちろん無料ではありません。

ビジネスとして行なっている以上、どこかで必ず報酬を払っているはずです。

例えば、会社設立0円サービスの場合には、税理士の顧問契約がセットになっている場合が多いでしょう。

つまり、会社設立費用は税金以外かかりませんが、税理士の顧問報酬として支払っているだけです。

タダではありません。

このようにサービスの提供を受ける際には、分かりにくいケースもありますが、必ずサービス提供の対価である報酬を支払っています。

 

さて、創業融資申請代行サービスの価格はどうなっているのでしょうか?

行政書士阿部隆昭が代表社員を務める合同会社コノチカラでは、創業融資申請サポート料金として着手金5万円(税別)プラス成功報酬5%(税別)という報酬体系にしています。

先日、創業期の方にその旨をお知らせしたところ、「安いですね!」と驚かれました。

成功報酬5%が安いかどうかはさておき、5%よりも高い「業者」が存在することは事実。

その方もそのようにおっしゃっていました。

 

さて、創業融資申請代行サービスの報酬をどう考えるですが。

創業期はそもそも原資が不足しています。

潤沢な自己資金を持って開業する、なんて方々は稀。

だからこそ、融資を受けて創業するわけですよね。

ここで問題が浮かび上がるのです。

創業融資申請には事業計画書をはじめ収支計画書といった会計に関する文書も提出が求められます。

これから創業するわけですから、当然、会計知識がない方がほとんど。

事業計画書ってなに?!という方も多い。

融資を受けて創業したいけれども、その融資を受けるための手段を持たないという構造になっているのです。

 

例えば、飲食店の開業資金が物件取得費、内装費等もろもろで2,000万円だったとしましょう。

2,000万円の10%は200万円

2,000万円の5%は100万円

誰に創業融資申請代行をお願いするかだけで実に100万円もの差が生まれてしまいます。

創業期の100万円はとてつもなく大きい金額です。

 

創業融資申請代行サービスを提供している「業者」はたくさんおります。

なにを基準に選ぶからは創業者次第ですが、よくよく考えて決めたいものですね。

解決支援コンサルタント行政書士阿部隆昭

 

 

 

 

About The Author

行政書士行政書士阿部隆昭
創業支援と資金調達に強い東京都北区赤羽の行政書士阿部隆昭。
事業計画書作成支援、創業融資申請サポート、補助金助成金申請、契約書作成、ビザ申請など、中小企業支援業務をメインに業務を行なっています。
業務経験20年の知見をフル活用し、クライアント様の事業運営をサポートします。