ラーメン店、イタリアン、本格中華、業態はなんでも構わないのですが、飲食店の入り口に置いておく看板ってありますよね。
このような看板
大抵、黒板みたいな感じで、チョークで書けるようになっていたりします。
チョークの色も変えたりしてカラフルにするのが一般的なパターン。
そもそも、飲食店の入り口に置く看板が黒板である理由を知っていますか?
これって、違和感を与えるために黒板にしているんですね。
どうしてかと言いますと、「違和感」を与えないとヒトは視線をそこにやらないから。
普通、黒板で教室でしか見ないですよね?
それが路上にあるんです。
違和感ありまくりでしょう。
だから、目的地に向かって歩きながら、あるいはお友達と楽しいおしゃべりをしながらでも一瞬視線をそこに向けるのです。
そもそもですよ。
看板で見てもらってなんぼの世界。
見てもらわないと読まないですから。
よくある失敗事例なのですが、看板に料理の写真だけを「飾っている」場合。
写真を飾っていても誰も見ないですし、見たところで「来店」という行動を取ってくれません。
お客様に取って欲しい行動は、店のドアを開けてもらうことですよね?
だからこそ、一旦、黒板に視線を向けてもらい、そこでお店の一押しメニューを読ませるのです。
決め打ちで来たお客さんや、常連さん、なんでもいいから食べたい人じゃないとなかなかドアは開けないですよ。
商品の価格も怖いし、本当に美味しいのかもわからない。
だからこそ、こういった工夫が必要なのです。
本日、創業支援業務でお伺いした飲食店様はA型黒板は持っていたのですが、そこに写真を飾っていたのです。
大変もったいないことをしています。
重大な機会損失ですよね。
お客様が入らないにはワケがあります。
そのワケを一つひとつ丁寧につぶしていくといつのまにか繁盛店に変化していくことも珍しくありません。
行政書士阿部隆昭が代表を務める合同会社コノチカラでは創業支援、開業支援を業務としております。
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解決支援コンサルタント行政書士阿部隆昭