外国人を労働力として採用したいという企業が増えています。
”日本人で目ぼしい人材が集まらない”、”外国人なら安く使えるかもしれない”といった様々な思惑があると思います。
外国人を採用したい企業が知っておくべき基本のキは、日本人と違ってすぐに働いてもらうことが出来ないということ。
転職の場合でしたら、前職を退職した日本人であれば会社と雇用契約を結ぶことですぐに働いてもらうことが出来ますよね。
というケースが外国人の場合にはほとんどありません。(※就労制限のない外国人を除く)
日本に滞在している外国人であれば「在留資格変更許可申請」等が必要になるでしょうし、その許可の標準処理期間は一ヶ月から三ヶ月とされています。
入国管理局に提出する在留資格変更許可の申請書には、外国人と労働者との雇用契約書をつける必要があるのですが、働くのは許可が下りた後ということになります。
以上のように、外国人採用で一番のネックとなるのが、すぐに働いてもらうことが出来ないという点ですね。雇用管理上も日本人と同じようにはいかないことも多いでしょう。
東京オリンピックを控え、ますます多くの外国人が訪日されるのに合わせてこれから外国人採用を検討されている企業も増えてくるでしょう。
申請取次行政書士として行政書士阿部隆昭は、外国人雇用を検討されている企業様の役立つ情報をこれから発信したいと思います。
行政書士阿部総合事務所 行政書士阿部隆昭