日本語学校を卒業していれば日本企業に就職できるわけではありません。
もちろん例外はあるのですが、その理由は。
日本語学校を卒業しただけでは「学位」がもらえないから。
「学位」をもらうという表現は厳密には違うのですが、分かりやすく「もらう」としました。
「学校」を卒業したのに「学位」がないというのはいかにも不思議です。
日本企業に外国人留学生が就職するには大きく分けて次の二種類があります。
1.日本の大学を卒業する。
2.日本の専門学校を卒業して、「専門士」の資格をとる。
入国管理上のこういった仕組みは、日本語学校でも教えますし、来日するまえにレクチャーを受けている場合がほとんどなので、外国人留学生のほうがよく知っています。
外国人を雇用する企業としては、在留カードやパスポートの確認をすることはもちろん、どのような学校を卒業したかも確認するようにすると手続きがスムーズです。
素晴らしい外国人でも現実問題としては入管上の制約を満足しないことには日本に滞在することは出来ません。
外国人を雇用したい企業を総合的にコンサルティングしています。
行政書士阿部総合事務所 行政書士阿部隆昭