勉強とは辛くてつまらないもの、というイメージが日本人には染み付いているような気がします。
エンディングノートのメリットや終活の大切さなどについて勉強するサークルを作りたいと思い、最近はいろいろな方にお知恵を拝借しています。
昨日は、私が補助人として支援している高齢者ご本人にもヒアリングさせて頂き、またこれまでのセミナー等でのアンケートも合わせて検討するとブログタイトルのように「歳をとってまで勉強なんてしたくない」という意見が多いようなのです。
私たちが「勉強」というと、全く新しいこと、自分にとってそれほど興味がないことを机に座って我慢してするもの、というイメージがありませんか?
終活やエンディングノートでも机上の学習ではなく、手を動かして取り組むものだったり、参加者たちが話し合いながら結論を探る仕組みが良いかなと考えています。
ただ、勉強っぽいものだけでも面白くないので、パステルアートやフラワーアレンジメント、書道など高齢者が好きそうな趣味の回を混ぜることで会に参加する楽しみも増えるかなと思っています。先日は、その趣味の一つとしてパステルアートの先生にヒアリングさせて頂きました。
高齢者一般が勉強嫌いのように先ほど書きましたが、実は、私がセミナー等で触れ合ってきた高齢者は勉強熱心な方も多いのです。
エンディングノートを何冊も購入して比較検討されている方。その方は地域の公開講座にも積極的に出掛けていき、私でも参考になる実戦的な知識を身に着けていらっしゃいました。素晴らしいですね。
歳をとっても勉強はしたい!
という高齢者の方々もいるはずなのです。ただ、その場が不足している。
歳をとってまで勉強なんてしたくない。
という高齢者と、
歳をとっても勉強したい。
という高齢者が一緒に集まる会って面白そうじゃないですか?
その両者を繋ぐものが「趣味」の回なのです。
参加することが楽しい会に来ているうちに、勉強したくないと思っていた高齢者も、「勉強して良かった」と変化するかもしれません。
逆に、「勉強」だけしかしてこなった高齢者が、趣味の世界って楽しいわね♪、となってくれる絵姿も思い浮かびます。
とにかく会としての実体を整えることが先決だと思っています。
地域ささえあい活動等の実践経験のある方のアドバイス等、頂けると大変嬉しいです。
よろしくお願いします。
行政書士阿部総合事務所 行政書士阿部隆昭